トルコ元首相アフメト・ダウトオールの109版のベストセラー『戦略的縦深性』の目次を取りあえず訳してみました。
『戦略的縦深性』
目次
序文
第一部 概念的、歴史的理枠組
第1章:
Ⅰ.力のパラメーターと戦略
1. 定数:地理、歴史、人口、文化
2. 変数:経済、技術、軍事力、
3. 戦略思考、文化的アイデンティティ
4. 戦略と政治的野望
Ⅱ.人的要素と戦略的制度における乗数効果
Ⅲ.典型的応用領域:防衛産業
1. 力のパラメーターと防衛産業
2. トルコの力のパラメーターと防衛構造
第2章
戦略理論の不備とその帰結
Ⅰ.トルコの力の要素の再評価
Ⅱ.戦略理論の不備
1. 文化的、構造的背景
2. 歴史的背景
3. 心理的背景:引き裂かれた自我と歴史意識
第3章
歴史遺産とトルコの国際的地位
Ⅰ.歴史におけるトルコの国際的地位
Ⅱ.ポスト冷戦期と国際的地位の外生変数
Ⅲ.政治文化と国際的地位の内生変数
1. 歴史遺産と政治文化の下部構造
2. 歴史的連続性と政治トレンド
3. ポスト冷戦期と政治トレンド
第二部 理論枠組:漸進戦略と領域政治
第1章
地政学理論:ポスト冷戦期とトルコ
Ⅰ.空間把握、地理認識、地図
Ⅱ.地政学理論とグローバル戦略
Ⅲ.ポスト冷戦期と地政学的空白地帯
Ⅳ.トルコの地政学的構造の再評価
第2章
近隣陸上圏域 バルカン半島-中東-コーカサス
Ⅰ.歴史・地政学的諸問題とバルカン半島
Ⅱ.アジアへの扉とコーカサス
Ⅲ.不可欠のヒンターランド:中東
Ⅳ.近隣陸上圏域の境界の柔軟性と近隣諸国との関係
第3章 隣海上圏域 黒海-東地中海-ペルシャ湾-カスピ海
Ⅰ.歴史的背景
Ⅱ.冷戦期とトルコの海洋政策
Ⅲ.ポスト冷戦期の新海洋政策の諸要素
1.黒海と周辺の水路
2.ユーラシアの戦略的結節点:海峡
3.東地中海圏域:エーゲ海とキプロス
4.バスラ湾(ペルシャ湾)とインド洋
5.カスピ海
第4章 近隣大陸圏域 欧州、北アフリカ、南アジア、中央アジア、東アジア
Ⅰ.ポスト冷戦期の規範的大陸政策とその定義
Ⅱ.グローバル大国と地域大国の大陸政策
Ⅲ.トルコの近隣大陸圏域の主要素
1.ヨーロッパ概念の変遷とトルコ
2.アジアの縦深性
3.アフリカへの展開
4.諸大陸の交流地域:大西洋、ステップ地帯、北アフリカ、西アジア
第三部 応用領域:戦略目標と地域政策
第1章 トルコの戦略的関係と外交目標
Ⅰ.NATOの新戦略ミッションの枠組みにおける大西洋枢軸とトルコ
1.アメリカの戦略とNATO
2.ポスト冷戦期とNATOの新しいミッションの模索
3.コソボ作戦とNATOのグローバルなミッションの定義
4.NATOの新しい戦略ミッションとトルコ
Ⅱ.全ヨーロパ安全保障協力機構AGİT
Ⅲ.İKÖ:アフロ・ユーラシアの地政学的人文地理学的交流図
1.20世紀のイスラーム世界:概念的、政治的変化
2.ポスト冷戦期と21世紀のイスラーム世界
3.トルコとイスラーム世界
4.İKÖ の未来と再組織化
Ⅳ.ECO:アジアの縦深性
Ⅴ.KEİ:ステップと黒海
Ⅵ.G-8 とアジアアフリカ関係
Ⅶ.国際政治経済とG-20
第2章 戦略的変化とバルカン(諸国)
Ⅰ.ポスト冷戦期後の組織的矛盾とバルカン諸国
Ⅱ.ポスト冷戦期と域内勢力(勢力)均衡
Ⅲ.ボスニア危機とダイトン協定
Ⅳ.NATOの介入とコソボの未来
Ⅴ.トルコのバルカン政策の基礎
1. 歴史遺産とバルカン諸国
2. 域内諸国関係
3. 域内(勢力)均衡
4. 地域を取り巻く政治
5. バルカン政策におけるグローバルな戦略目標
第3章 中東:政治経済的、戦略的(勢力)均衡の鍵
Ⅰ.中東の国際的な地位に影響する要素
1. 地理的、地政学的要因
2. 歴史的、人文地理的要素
3. 経済地理的要素
Ⅱ.グローバル大国と中東
1.アメリカの戦略の基本的パラメータと中東
2.ヨーロッパ諸勢力と中東
3.アジア諸勢力と中東
Ⅲ.域内(勢力)均衡と中東
1. 地域の地政学と戦略的三角メカニズム
2. アラブ世界の(勢力)均衡:アラブ民族主義の危機と政治的正当性問題
3. イスラエルの新戦略と中東
4. 地域(勢力)均衡と中東和平プロセス
Ⅳ.中東政策の基本的ダイナミズムとトルコ
1. 国際経済の視点からのトルコの北中東政策
2. 中東の地政学的変化とトルコの北中東(東大西洋‐メソポタミア)政策:トルコ、シリア、イラク
3. トルコ―アラブ関係から見たトルコの中東政策
4. トルコ―イスラエル関係のグローバルな次元と地域的次元
5. 歴史的縦深性の視点からみたクルド問題
6. グローバル及び地域的(勢力)均衡の視点から見たクルド問題
第4章 ユーラシアの(勢力)均衡における中央アジア政策
Ⅰ.中央アジアの国際的地位に影響を与える要素
1. 地理的、地政学的要素
2. 歴史的、人文地理的要素
3. 人口学的要素
Ⅱ.ポストソ連期と中央アジアの変化
Ⅲ.ポスト冷戦期の国際諸勢力の(勢力)均衡と中央アジア
1. グローバル大国と中央アジア
2. アジア内(勢力)均衡、地域大国と中央アジア
3. 域内(勢力)均衡
Ⅳ.トルコ外交と中央アジア政策
第5章 ヨーロッパ共同体:多次元的、多面的関係の分析
Ⅰ.外交的/政治的関係の平面
Ⅱ.経済的/社会的分析の平面
Ⅲ.法的分析の平面
Ⅳ.戦略的分析の平面
1. グローバル次元
2. 大陸的次元
3. 地域的次元
4. 二国間戦略の分析の例:歴史的縦深性とポスト冷戦期のトルコ‐アルメニア関係
Ⅴ.文明/文化思想の平面
1. 新しい伝統的反応としてのEUの歴史的背景
2. 周辺化/中心化の振り子における歴史的背景とEU-トルコ関係
Ⅵ.歴史の反映の把持におけるトルコ-EU関係
結語
『戦略的縦深性』
目次
序文
第一部 概念的、歴史的理枠組
第1章:
Ⅰ.力のパラメーターと戦略
1. 定数:地理、歴史、人口、文化
2. 変数:経済、技術、軍事力、
3. 戦略思考、文化的アイデンティティ
4. 戦略と政治的野望
Ⅱ.人的要素と戦略的制度における乗数効果
Ⅲ.典型的応用領域:防衛産業
1. 力のパラメーターと防衛産業
2. トルコの力のパラメーターと防衛構造
第2章
戦略理論の不備とその帰結
Ⅰ.トルコの力の要素の再評価
Ⅱ.戦略理論の不備
1. 文化的、構造的背景
2. 歴史的背景
3. 心理的背景:引き裂かれた自我と歴史意識
第3章
歴史遺産とトルコの国際的地位
Ⅰ.歴史におけるトルコの国際的地位
Ⅱ.ポスト冷戦期と国際的地位の外生変数
Ⅲ.政治文化と国際的地位の内生変数
1. 歴史遺産と政治文化の下部構造
2. 歴史的連続性と政治トレンド
3. ポスト冷戦期と政治トレンド
第二部 理論枠組:漸進戦略と領域政治
第1章
地政学理論:ポスト冷戦期とトルコ
Ⅰ.空間把握、地理認識、地図
Ⅱ.地政学理論とグローバル戦略
Ⅲ.ポスト冷戦期と地政学的空白地帯
Ⅳ.トルコの地政学的構造の再評価
第2章
近隣陸上圏域 バルカン半島-中東-コーカサス
Ⅰ.歴史・地政学的諸問題とバルカン半島
Ⅱ.アジアへの扉とコーカサス
Ⅲ.不可欠のヒンターランド:中東
Ⅳ.近隣陸上圏域の境界の柔軟性と近隣諸国との関係
第3章 隣海上圏域 黒海-東地中海-ペルシャ湾-カスピ海
Ⅰ.歴史的背景
Ⅱ.冷戦期とトルコの海洋政策
Ⅲ.ポスト冷戦期の新海洋政策の諸要素
1.黒海と周辺の水路
2.ユーラシアの戦略的結節点:海峡
3.東地中海圏域:エーゲ海とキプロス
4.バスラ湾(ペルシャ湾)とインド洋
5.カスピ海
第4章 近隣大陸圏域 欧州、北アフリカ、南アジア、中央アジア、東アジア
Ⅰ.ポスト冷戦期の規範的大陸政策とその定義
Ⅱ.グローバル大国と地域大国の大陸政策
Ⅲ.トルコの近隣大陸圏域の主要素
1.ヨーロッパ概念の変遷とトルコ
2.アジアの縦深性
3.アフリカへの展開
4.諸大陸の交流地域:大西洋、ステップ地帯、北アフリカ、西アジア
第三部 応用領域:戦略目標と地域政策
第1章 トルコの戦略的関係と外交目標
Ⅰ.NATOの新戦略ミッションの枠組みにおける大西洋枢軸とトルコ
1.アメリカの戦略とNATO
2.ポスト冷戦期とNATOの新しいミッションの模索
3.コソボ作戦とNATOのグローバルなミッションの定義
4.NATOの新しい戦略ミッションとトルコ
Ⅱ.全ヨーロパ安全保障協力機構AGİT
Ⅲ.İKÖ:アフロ・ユーラシアの地政学的人文地理学的交流図
1.20世紀のイスラーム世界:概念的、政治的変化
2.ポスト冷戦期と21世紀のイスラーム世界
3.トルコとイスラーム世界
4.İKÖ の未来と再組織化
Ⅳ.ECO:アジアの縦深性
Ⅴ.KEİ:ステップと黒海
Ⅵ.G-8 とアジアアフリカ関係
Ⅶ.国際政治経済とG-20
第2章 戦略的変化とバルカン(諸国)
Ⅰ.ポスト冷戦期後の組織的矛盾とバルカン諸国
Ⅱ.ポスト冷戦期と域内勢力(勢力)均衡
Ⅲ.ボスニア危機とダイトン協定
Ⅳ.NATOの介入とコソボの未来
Ⅴ.トルコのバルカン政策の基礎
1. 歴史遺産とバルカン諸国
2. 域内諸国関係
3. 域内(勢力)均衡
4. 地域を取り巻く政治
5. バルカン政策におけるグローバルな戦略目標
第3章 中東:政治経済的、戦略的(勢力)均衡の鍵
Ⅰ.中東の国際的な地位に影響する要素
1. 地理的、地政学的要因
2. 歴史的、人文地理的要素
3. 経済地理的要素
Ⅱ.グローバル大国と中東
1.アメリカの戦略の基本的パラメータと中東
2.ヨーロッパ諸勢力と中東
3.アジア諸勢力と中東
Ⅲ.域内(勢力)均衡と中東
1. 地域の地政学と戦略的三角メカニズム
2. アラブ世界の(勢力)均衡:アラブ民族主義の危機と政治的正当性問題
3. イスラエルの新戦略と中東
4. 地域(勢力)均衡と中東和平プロセス
Ⅳ.中東政策の基本的ダイナミズムとトルコ
1. 国際経済の視点からのトルコの北中東政策
2. 中東の地政学的変化とトルコの北中東(東大西洋‐メソポタミア)政策:トルコ、シリア、イラク
3. トルコ―アラブ関係から見たトルコの中東政策
4. トルコ―イスラエル関係のグローバルな次元と地域的次元
5. 歴史的縦深性の視点からみたクルド問題
6. グローバル及び地域的(勢力)均衡の視点から見たクルド問題
第4章 ユーラシアの(勢力)均衡における中央アジア政策
Ⅰ.中央アジアの国際的地位に影響を与える要素
1. 地理的、地政学的要素
2. 歴史的、人文地理的要素
3. 人口学的要素
Ⅱ.ポストソ連期と中央アジアの変化
Ⅲ.ポスト冷戦期の国際諸勢力の(勢力)均衡と中央アジア
1. グローバル大国と中央アジア
2. アジア内(勢力)均衡、地域大国と中央アジア
3. 域内(勢力)均衡
Ⅳ.トルコ外交と中央アジア政策
第5章 ヨーロッパ共同体:多次元的、多面的関係の分析
Ⅰ.外交的/政治的関係の平面
Ⅱ.経済的/社会的分析の平面
Ⅲ.法的分析の平面
Ⅳ.戦略的分析の平面
1. グローバル次元
2. 大陸的次元
3. 地域的次元
4. 二国間戦略の分析の例:歴史的縦深性とポスト冷戦期のトルコ‐アルメニア関係
Ⅴ.文明/文化思想の平面
1. 新しい伝統的反応としてのEUの歴史的背景
2. 周辺化/中心化の振り子における歴史的背景とEU-トルコ関係
Ⅵ.歴史の反映の把持におけるトルコ-EU関係
結語
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