2011年1月7日金曜日

アフガニスタンに恒久的な基地を持つべきとするリンゼイ・グラハム上院議員の見解に

アフガニスタンに恒久的な基地を持つべきとするリンゼイ・グラハム上院議員の見解に対するアフガニスタン・イスラーム首長国の応答
 
リンゼイ・グラハム共和党上院議員は、NBCテレビのインタビューの中で、アメリカはアフガニスタンに恒久的な軍事基地を維持するべきであると述べた。彼はこれらの基地はその地域とタリバーンとの戦闘において有益なものとなるだろうと主張した。
 
彼の発言によって、イスラーム首長国が過去十年間にわたって世界中の民衆の前に明らかにしようと試みてきたアメリカの植民地主義的な動機は、そのヴェールを取り除かれ明確にされた。実際、侵略国家アメリカは、テロとの戦争という名目のもと、この地域と世界中とにその支配権を確立することを望んでいる。そのために彼らは民衆から奪われてはならない権利を剥奪しようとしている。この観点から、アフガニスタン・イスラーム首長国は次のようにその応答を述べる。
 
1、アフガニスタン・イスラーム首長国は、共和党上院議員による提案を断固として拒絶する。アフガニスタンに恒久的基地を維持しようとするアメリカの真意は、無期限的な占領の延長に他ならないだろう。このような非合法な手段は、アフガンのいかなるイスラーム主義者や愛国者にとっても決して受け入れられることではない。アフガニスタンのムスリム民衆とイスラーム首長国のムジャヒディーンは、アフガニスタンが独立国家として国際社会にふさわしい地位を得る時まで、アメリカによる占領とその他の企てに対する闘争を継続するだろう。
 
2、アフガニスタンにおける恒久的米軍基地の存在は、アフガニスタンとその地域の社会的、文化的、経済的な諸問題はもちろん、治安的状況もまた間違ったほうへ導くだろう。彼らは地域住民から彼らの自然な経済的、学問的な進歩の可能性を奪うだろう。都市やモスク、宗教的学校などでの最近の爆破攻撃と示威行為は、侵略国家アメリカの策略がもたらした醜い結果である。それゆえ、この地域の民衆も自由を愛するアフガン人も、アフガニスタンにおける恒久的基地の存在を決して受け入れない。
 
3、侵略国家アメリカの要職にある人物による発言は、「テロとの戦争」がワシントンによって考え出され、行われた偽物のドラマであったことをはっきりさせた。その実際の目的は、アフガニスタンの占領と、その地域における支配権の維持だった。時間の経過とともに関連する事実が一つまた一つと明るみに出ている。イスラーム首長国のムジャヒディーンは、勝利を手にするまで、このような陰謀と戦い続ける。
 
4、侵略国家アメリカとその同盟諸国には、昼日中にムジャヒディーンと戦う能力はない。このことによって、長期化する戦闘の中で、彼らは常に不平不満を抱えている。彼らは静まり返った夜中に家々を襲撃し、無実のアフガン人を殺している。それゆえ、その批判されるべき側面について、我々は地域と世界中の諸国家とに、植民地主義と戦うアフガニスタン民衆による闘争に対し、当然与えられるべき承認を与えることと、この運動に全面的な道徳的、経済的な支援を行うことを求める。何故なら、近年のジハードは、疑いなく、その地域と国際社会の自由を愛する全ての人々のための解放運動だからである。
 
5、経済的、産業的発展の中心地は、近い将来、アメリカやヨーロッパからアジアへ移行する。この経済的促進力は、資源を必要とする。そのため、侵略国家アメリカは、表面的にはテロとの戦いという名目のもとで、アフガニスタンの天然資源をその支配下に置くことを望み、地域の諸国家にアメリカの植民地主義的な目的と手段を認めるように強いることを意図した。同様に、彼らはアフガンの民衆が彼らの天然資源を用いることを阻み、貧困と惨めさの中で生活することを強いたのである。それゆえ、アフガニスタンのムジャヒディーンは、侵略国家アメリカが彼らの天然資源を略奪すること、そして彼らの自由を奪うことを決して許さない。
 
6、我々は、上述の天然資源の採取という国益と経済的利益に基づいて、諸国と明白に互恵的な同意にいたる準備がある。
 
7、アフガニスタン・イスラーム首長国は、信頼に足る組織である。我々は全ての近隣諸国に対し、我々が独立を獲得した後には、イスラームによる高尚な支配の光に照らして、彼らと良好な関係を維持することを保証する。その一方で、テロとの戦争という不正な大義のもとでのアメリカによるアフガニスタンでの恒久的基地の建設について、アメリカに欺かれてその同意を与えることのないよう彼らに強く求める。
 
イスラーム首長国のムジャヒディーンは、その正当な闘争において消耗してもいなければ、弱体化してもいない。
 
アフガニスタン・イスラーム首長国

2011年1月3日月曜日

カブールの日常(上中下)毎日新聞より転載

● カブールの日常:タリバン政権崩壊9年/上 「正月」祝えたけれど
 ◇貧富の差拡大 警察の信用低く
 アフガニスタンは11月中旬、「イード」(犠牲祭)と呼ばれるイスラム教の祭日を祝った。初日の16日、首都カブール北部の市場では、各家庭でさばく家畜を売ろうと地方から牧童が押し寄せた。値段交渉の声が飛び交う中、1万500アフガニ(約2万2000円)で羊を買った商店主のカイムさん(45)は「去年は買えなかった。生活が安定してきた」と笑顔を見せた。

 一緒に市場を回ったアフガン人記者の携帯電話が鳴った。旧支配勢力タリバンの広報官からの「祝イード。あなたと家族の犠牲を神が受け入れるよう祈る」との文字メッセージだった。イードはいわば正月に当たる。駐留外国軍への攻撃を続けるタリバンも「一時休戦」らしい。


「イード」(犠牲祭)で売られる羊の群れ。背後には建設中のビル群が見える 首都は土ぼこりがひどい。街全体が茶白色にすすけ、「戦場の街」特有の姿を今も引きずる。だが、平日は早朝から夕方まで街中の道路が大渋滞となり、身動きが取れない。経済制裁などの影響で車の所有者が少なかったタリバン支配時代にはなかった光景だ。

 カルザイ大統領は就任当初、「国民一人一人が車を持てる日がくるよう毎日祈っている」と語っていた。今は「これ以上増えたら困る」と多くの市民が考えている。

 「ランドクルーザー」や「レクサス」など高級車さえ走る。クドラトゥラ・ロトフィさん(45)が勤める車販売店には、ドバイからイランやパキスタンを通って輸入されたピカピカの新車が並ぶ。日本製の高級車は約500万~1000万円だが、年10台は売れる。買い手は政府高官や外国大使館・非政府組織(NGO)、アフガン人実業家だ。

 だが、ロトフィさんは「買えるのはごく一部。外国からの援助は政府高官に行くか、(復興事業を受注した)支援国に戻っていく。貧乏人は貧しいままだ」とまくしたてた。店の撮影は認めたが、「タリバンから狙われる」と、店名が写らないよう求めた。

 治安権限がアフガン側に移譲されたカブールでは、駐留外国軍の姿を街中で見かけることは少ない。代わりにアフガン警察が市内の要所を守る。宿泊施設や高級飲食店は当局の治安維持能力を信用しておらず、民間警備会社から武装ガードマンの派遣を受けている。

    ◇

 米国の軍事攻撃で、01年11月にタリバン政権が崩壊してから9年。しかしこの間にタリバンは復活し、治安回復を阻む。かろうじて治安が維持されている首都の日常を取材した。【カブールで杉尾直哉】

毎日新聞 2010年11月29日 東京朝刊


● カブールの日常:タリバン政権崩壊9年/中 タリバン兵、首都自由に出入り
 ◇「市民巻き添え常識」
 指定されたカブール市内の民家を訪れると、ひげの濃いパシュトゥン人の男(40)がじゅうたんに寝そべり、くつろいでいた。アフガニスタン南部から来たタリバン兵だ。タリバン政権は9年前に崩壊したが、パシュトゥン人が多く住む南部や東部を中心に勢力を復活させた。その実態を知ろうと、タリバンにパイプを持つ人物の立ち会いで会った。

 男は、電気も水道も学校もない村に住む。「マドラサ(イスラム学校)で子供が正しく学んでいるから(貧しさや不便さは)問題ない」と言った。内戦が本格化した92年、22歳で「イスラム教による秩序回復」を訴えていた神学生集団(タリバン)に入った。当時の軍閥勢力間による殺し合いに憤りを感じたためだったという。

 復活したタリバンは約3年前から、全国34州のほとんどに独自の行政組織を編成してきた。「知事」や「地方行政長」に加え「イスラム法廷」も置いた。米軍がタリバン知事らを拘束、殺害しても、「後任」はすぐに指名される。統治機構の二重構造化が進んでいる。

 タリバンに対するカルザイ政権側からの和解の呼びかけについては、男は「(最高指導者で行方の分からない)オマル師は首相の座などを欲しがる人物ではない」と指摘し、政権とタリバンが連立する可能性を一蹴した。

 タリバンの当面の目標は「駐留外国軍の追放」だ。「米軍は、我々の銃撃に空爆で報復し、村を戦車でじゅうりんした。女子供も抑圧しており許せない」と言った。「小型爆弾」や「複数爆弾の連続爆破法」をタリバン独自で開発したと自慢した。「タリバンも民間人を犠牲にしている」と指摘すると、「市民の巻き添えは戦争の常識だ」とにらみ返してきた。

 部屋にあったテレビが映すコント番組を見て、男はたわいなく笑った。旧タリバン政権はテレビを禁じたが、今は規律が緩和されている。

 男は「再びタリバンが天下を取っても、厳しい体制には戻らない。公開処刑も行わない」という。恐怖体制を敷かずとも、人々の支持を得る自信があるためだろうか。

 後日、男と同じ州の出身者で、カブールに住むタリバンとは関係のない人物に会った。「故郷では、外国軍が出ている日中は別だが、彼らが基地に戻る夜は完全なタリバン支配になる。外国人が首都から出るのは危険だ」と警告した。

 首都なら安全なのだろうか。取材に応じた男のように、タリバンは一般住民としてカブールを自由に出入りしている。【カブールで杉尾直哉】

毎日新聞 2010年11月30日 東京朝刊


● カブールの日常:タリバン政権崩壊9年/下 根付かぬ「アフガン人」意識
 ◇民族間、憎しみ消えず
 カブール市内では、鼻筋が通り、どこか憂い顔の男の写真が街頭や飲食店に多数掲げてある。反タリバンの「北部同盟」部隊を率い、01年9月に自爆テロで暗殺された軍閥指導者マスード司令官の遺影だ。タリバン政権時代に禁じられていたたこ揚げで、市民が集うナディル・ハーン丘には約15メートルの巨大なパネルが立ち、遠くからでもよく見える。

 カルザイ大統領の写真がほとんどないのと対照的だ。死後9年経た今もなぜ人々の支持を得ているか。司令官の通訳をしていたサレフ前国家保安局長官(38)は「どんな環境でも慌てず、勇気ある人だった。反タリバン、反過激主義の大義を掲げ、その使命は今も完結していないからだ」と話した。

 しかし、カブール西部には、司令官の写真がまったくない地区がある。顔が日本人に似たハザラ人の居住区だ。ここでは、イスラム教シーア派政党を率い、96年にタリバンに殺害されたマザリ氏の写真が掲げてある。

 アフガンの民族構成はパシュトゥン人が5割弱、タジク人25%、ハザラ人10%など。タリバンはパシュトゥン人が多い。マスード司令官やその支持者の多くはタジク人だ。ハザラ人は「どちらからも差別されてきた」と訴える。カブールの居住区は舗装が全くされず、地区全体が濃霧に包まれたように見えるほど土ぼこりがひどい。

 内戦時代にマスード部隊は、この地区を見下ろす丘の上から容赦なく砲撃を繰り返した。

 ハザラ人学生のホサインさん(19)は「我々の多くが家族や知人の誰かをマスードに殺されている。憎しみは消えない」と話した。

 今年9月、マスード司令官の命日に合わせて遺影を掲げ、銃を振りかざしたタジク人の車列がこの地区に入って来た。挑発に怒ったハザラ人たちが多数押し寄せ、一触即発となったという。偶然居合わせたタジク人記者(27)は、「内戦やタリバン時代は終わったのに、なぜ皆『アフガン人』としての意識をもてないのか」といら立ちながら話した。

 カブールの北約100キロ。マスード司令官が拠点にしていたパンジシール地方の丘の上には、遺体を安置した真新しい「マスード廟(びょう)」が建っている。遺影だらけの集落で雑貨店を営むナジムさん(75)は、「司令官が生きていれば、この国は独立を守り、絶対に40カ国以上の外国軍駐留を許さなかった」と話した。そして、「内戦は続いていただろうが」と付け加えた。【カブール、パンジシールで杉尾直哉】

毎日新聞 2010年12月1日 東京朝刊

2011年1月2日日曜日

「アフガニスタン・イスラーム首長国とその成功を収めた行政」全訳

「アフガニスタン・イスラーム首長国とその成功を収めた行政」全訳
(序)
イスラーム国家であれ、民主主義国家であれ、専制主義国家であれ、その成功が、また宗教機関であれ、教育機関であれ、政府機関であれその他の何であれ、その繁栄がその組成の正しい管理(高貴な目的、指導者の手腕、取り巻きの自己犠牲など)と秩序立った運営に依拠していることは先人達の経験から明瞭で、我々の目撃した物事から確証される。この問題における完全な成功は、下された決定、制定された行政命令、確定した原則の施行において、それを指揮する者たちの献身的な尽力を必要とし、またその実行を託された者たちを選ぶに当たって清廉な運営に留意しなければならない。
成功を収める行政の要因の網羅や、イスラーム的行政の特性の解明を私は目指しているわけではない。ここで私に関心があるのは、、アメリカとその同盟軍、彼らの残忍な犯罪行為との戦いと聖なるジハードに忙殺されるあらゆる側面での困難な状況に抗しての(アフガニスタン)イスラーム首長国の行政と規制における政策に光を投げかけることにある。また私は、(アフガニスタン)イスラーム首長国の政体、あるいは人々の言うところのタリバンの政体について、アッラーのお助けによって、あなたがたに、ささやかな情報を提供することに努めたい。おそらくアッラーはそれによって我らの雑誌『抵抗』の読者たちを益し給い、信仰する者たちの心を癒し喜ばし給おう。それはアッラーには難しいことではないのである。
求められる目標の高貴さ、望みの目的の聖化、それから行政に携わる者たちが全く明らかになるまでそれを調べた後に彼らの心中に根を下ろさせることが、宣言された求められる目標の実現の成功のための、強い要因であり、働く者たちの心の中に利他、滅私、自己犠牲の精神の活性化の背後に隠れた秘密である。なぜなら彼らは自分たちの任務の重要性を理解すれば、自分たちに託された任務の全うするために、競い合って邁進し、最高の目標、神聖な目的の実現のために自分たちの力の限りを尽くすからである。それは彼らが自分たちの活動の奥、彼らの価値ある仕事の屋上に賞賛されるべき結果と大きな福利を見出すからである。アッラーはそれについて仰せである。「我らが地上で地位を確立し、礼拝を遵守し、浄財を納め、善を命じ、悪を禁じた者たちには、アッラーの御許にその結末がある。」(巡礼章41節)
加えて有能な者たちから役人を募集し、篤信と清廉の条件を満たした専門職集団を選抜する必要がある。篤信を欠く専門職は行政を腐敗させ、能力を欠く敬虔は行政を弱体化させる。しかし両者(篤信と能力)が背反するなら、篤信が優先される。なぜなら彼(無能な敬虔者)は両足を縛られた牧人と同じで臣民の利益も人々への奉仕もできないが、(有能な)悪人は獰猛な狼で地上に悪を撒き散らし人々に害をなすからである。それは知者たちの許では害の排除が益の追及に優先されることが認められている通りである。ともあれ、適切な者たちを選任することは、成功を収める行政の諸要因のうちでも大切であり、それは「アッラーは汝らに信託物をその持ち主に返還することを命じ給うた」(女人章58節)との至高者の御言葉の帰結であり、また「アッラーの御許で汝らのうちで最も高貴な者は最も敬虔な者である」(部屋章13節)との御言葉もそれを指しているのである。
また宗教、思想、政治において民衆を統べる指導者の人格が優れていることも、重要性においてこれまで述べたことに劣らず、成功を収める行政の最重要要因に数えられる。なぜならば指導者こそは物事が立脚する枢軸であり、彼が自らの判断で社会をその目的の実現のために差配し、人々を善と幸福に導き、彼らに悪と破滅を諌めるからである。それゆえ自らの創造主の庇護者(アッラー)に頼り一任した後には、勤務者であれボランティアであれ自分を助ける者全ての活動を自分への協力の雰囲気の中で、設定された目標に方向付けることが、指導者の任務の一つとなる。同様に彼は、鈍い心、眠った目を呼び覚まし、人的力を高貴な目標、至高の目的の実現に向けての献身のために活性化させる強い感情を生み出す責任がある。なぜならイスラーム法学と神学の書物に詳述されている自由人身分、男性性、理性と感覚の健常、学識と洞察力、力と勇気、英知と気配りなどの指導者の資質は、その目的のために求められるからである。

1-この短い序文に次いで、これから本題に移ろう。(アフガニスタン)イスラーム首長国はその体制において全面的にアッラーの書(クルアーン)とその使徒(ムハンマド)のスンナ(言行)、正統カリフたちのスンナと教友たち(預言者の直弟子たち)の言葉に依拠し、追随者たち(預言者の孫弟子)のファトワー(教義回答)と独自裁量(イジュティハード)を行ったウラマー(イスラーム学者)たちの見解を学び、過去の諸民族の歴史からも教訓を得る。またその体制には、なんとも神聖な目的、指導者の洞察力、その信仰の力、その体制の従事者たちの経験、献身、信頼性、能力などの資質のような、バランスの取れた成功を収める行政の諸要素が備わっている。
2-それゆえイスラーム首長国の行政制度は国の州への分割、適任で敬虔な知事の任命、役人の敬虔と正義への指導、現世と来世を目指す政治を行い人々の需要を満たし人々に宗教の諸事項を教えることを勧奨し、善を命じ悪を禁ずることに全力を尽くすことを勧めることにおいて、正統カリフ時代のカリフ制の諸原則に立脚しているのである。それでアッラーの道のムジャーヒド(戦士)たちの指導規則を定め、常に彼らの善導のための文書を送っている。それは彼らの行いを正し、彼らの考えを啓蒙するため、彼らが光明の中で教友たちに倣うためである。ウマル・ブン・アル=ハッターブは人々に説教して述べた。「人々よ、アッラーにかけて私はあなた方を苦しめ財産を奪うために総督を送ったのではなく、あなたがたの宗教と慣行を教えるために彼らを送ったのです。それゆれそれを少しでも超えたなら、私にそれを上訴しなさい。私は彼にその報復を行おう。」(Dr.ハサン・イブラーヒーム『イスラーム史』1巻455頁)。またウスマーン・ブン・アッファーンは諸地方の彼の総督たちに書き送った。「アッラーはその領袖たちに牧人となるように命じ給うた。彼らは取税人になるようには命じられていない。このウンマ(ムスリム共同体)は初め牧人として創られ、取税人としては創られなかった。しかしあなた方の領袖たちは取税人になり、牧人ではなくなろうとしている。もしこのように法を超えれば、羞恥心、信用、誠実さは失われてしまう。最もよい生き方はムスリムの問題と彼らの義務を観察し、彼らに権利があるものを与え、彼らから彼らに課されたものを取りたてることではないか。」(同上、1巻455頁)

3-我々の国、イスラームのアフガニスタンの面積はおよそ65万平米に達し人口は3千3百万以上であり、それぞれカンダハール、ヘルマンド、バルフなど、州(wilayah)と呼ばれる34の行政単位に分かれる。州はその大小に応じて、ヘルマンド州のマールジャ、カンダハル州のウルガンダーブなど、数々の管区(mudiriyyah)に分かれ、それぞれの管区は多くの地区(mintaqah)、村落(qaryah)を含み、管区の数は400、地区、村落の数は数万にのぼる。

4-村落には首長国から選ばれた村長が居り、村の民事軍事に責任を負う。彼には状況に応じて10人から50人のムジャーヒド(戦士)がつく。前村長が殉教死するか、職務に支障をきたした場合、彼ら(ムジャーヒド(戦士))の間の互選で新村長が選ばれるが、対立があった場合には、その問題は彼らの上級司令官に奏上される。この小隊は「前哨隊(jabhah)」と呼ばれ、昼夜を問わず占領軍の攻撃、戦闘に即応する。またそれは住民にとって、自分たちの間の問題であれ、別の村との間の問題であれ、苦情を持ち込む届出先となる。些細な問題の場合は、問題は部族の有力者の調停に委ねられる。重大な問題は、尊きシャリーア(イスラーム法)の法規に則って当事者の間を裁くために、案件は管区の上級の責任者に上げられる。

5-州の管区の全てに住民の間で敬虔をもって知られた管区長(hakim)がおり、彼にはその地区の事情に通じた副官がいる。彼(管区長)の指揮下で、紛争処理のための司法委員会、教育問題に関わる初等中等教育委員会、戦争を担当する軍事委員会などの委員会が活動する。代官はその管区の全ての地域と村落の長たちの司令官であり、彼がその地区でシャリーアの裁定の訴えにも責任を有する。その(管区長)の任免は、州知事と州レベルの軍事委員会の諮問の上での(首長国)最高指導部の権限である。彼(代官)は州知事の指揮下で働くその管区の直接の責任者である。

6-国の州は全て独立の単位であり、それには知事(wali)と呼ばれる長がいる。彼(知事)には補助する副官がおり、彼(知事)が最高指導部に対するその州の直接の責任者であり、その軍事、民事、財務、司法を司る。この重要な職には多くの場合、経験を積んで有能な宗教心と人徳を有しアッラーのための何者をも恐れずに諸事の処理の出来る信頼に足る誠実な者が任用される。彼の職務にはシャリーアの諸規範、法定刑罰(hudud)の執行、管区長たちの監督、戦争の作戦の実行、財源と支出の監査が含まれ、司法、軍事、財務、初等中等教育委員会などの州レベルでの権限を有する諸委員会が彼と協同する。その(州知事)の任免は高等諮問評議会の諮問を経て最高指導部による。

7-これらの上に、アフガニスタン・イスラーム首長国(全国)レベルでの大きな権限を有する中央委員会の役割が来る。どの委員会も委任された職務に通じた信頼のおける献身的な複数の委員で構成される。そしてこれら(委員会)は、首長国の現行制度において、事情によりかつての「省(wizarah)」の役割を果たしている。それは以下の通りである。
(a) 国防省に相当する軍事委員会。若者に聖なるジハードの準備を施し、ムジャーヒド(戦士)に武器、弾薬、兵糧を供給し、軍事作戦計画を立案し、侵略軍の基地やその手先たちの隠れ場への攻撃の指令を出すなど、軍事問題を処理する。
(b) 布教・教導委員会。大ウラマー(イスラーム学者)から構成され、重要な法学的問題に関するイフター(教義回答)を行い、またウラマー、布教師の任用、ムジャーヒド(戦士)の教導、住民の教化、司令官と部下たちへの忠言を行う。
(c) 文化・広報委員会。「信徒たちの司令官(Amir al-Mu’minin:首長)」の声明、最高指導部、高等諮問評議会の裁定、声明、決定を放送し、様々な言語で新聞や雑誌を発行し、ムジャーヒド(戦士)たちの宣教、戦果を伝え、また嘘つきの敵たちによる虚報、流言飛語や陰謀に反撃し、インターネットの複数の重要なサイトを通じて彼ら(敵)の主張を論駁する。
(d) 政治委員会。外務省に相当し、外交関係を担当し国際関係の樹立、その拡大、促進に大いに尽力している。
(e) 初等中等教育委員会。各種の学校の建設、教育カリキュラムの作成、州の校長(ru’asa’ ma`arif) の選任、学校の教師と事務機構の任用を行う。それはイスラーム学と近代的学問の普及、社会からの文盲の一掃と無知の撲滅、新世代の育成のためである。
(f) 財務委員会。首長国の財源の拡大、出納処理、支出監査などを行う。
(g) 捕虜・孤児委員会。孤児と捕虜も問題を担当し、捕虜の解放に尽力し、彼ら(捕虜たち)の子弟、殉教者たちの子弟の教育、彼らとその家族の扶養を行う。
(h) 保健委員会。ムジャーヒド(戦士)たちの負傷者、病人の治療を行い、彼らの扶助、治療中の静養所の提供に留意する。
(i) 外国機関委員会。それら(外国機関)に緊急避難地への立ち退きを求め、我々の信仰に有害な活動をしないように、それらの活動と従業員を身近に監視する。

8-高等諮問評議会は、イスラーム首長国の幹部からなり、そのメンバーの任免は信徒たちの長によって決まる。この評議会の権限には、アフガニスタン情勢の監督、内政、外交の諸問題の適切な解決の探求、首長国(全国)レベルの諸委員会の活動の指導、国際的、(中東・中央アジア)地域的、国内的な事件に応じての声明の発出、クルアーンとスンナに照合した法令の発出などがある。

9-最高指導部は、最高指導者「信徒たちの長」ムジャーヒド(戦士)モッラー・ムハンマド・ウマルに代表され、我らが兄弟「司令官」ムジャーヒド(戦士)は、聖なるジハードの直接の指揮者であり、ムジャーヒドの最高指揮官、信徒たちの指導者との資格において、アフガニスタンの軍事・民事全てについての最高司牧者である。その説教や言説から明白であるように、彼は自分自身、その家族、親族、部族、兵士、部下から始まり、その臣民、世界の全てのムスリムに至るまでに対して、アッラーの崇高なシャリーアに裁定を求めるようになることを切望し、また彼の前任の敬虔な(信徒の)司令官たちに倣って、職務をその適任者に割り振り、取り巻きを清廉に厳選し、信頼できる適切な者たちを近侍、側近に選ぶことによって公正な統治に努め、政務についている部下たちの行動を身近に監督し、内密の場と公開の場(両方)においてアッラーを畏れ身を慎むことを彼らに訓戒し、彼ら(部下)に臣民に彼らが権利を有するものを与え、彼らにいかなる危害も加えないように命令している。

10-彼(信徒たちの司令官)の信頼すべき二人の副官は、篤信と敬虔におけるその助手であり、国土に天与のアッラーのシャリーアを施行するための彼の両腕である。両名は熟練の指導者の命令を何物も付け加えず何物も省かず完全に忠実に実行する。この両名が彼(信徒たちの司令官)のジハードの諸事、当局の活性化、高等評議会の会議や諸諮問会議の開催、イスラーム首長国の諸事万端の運営の遂行に責任を負う。

結語
イスラーム首長国の指導者のアッラーへの信仰の強さ、その目標の神聖さとそれがその従事者たちの心中に深く根を下していること、適任者の選抜による行政の清廉が、英雄性の鍵であり、この国の聖なるジハードの成功の秘密なのである。特に信仰の力とは、英雄的指導者ムジャーヒド(戦士)モッラー・ムハンマド・ウマルが「否」と、不信仰者どもの侵略、無防備な民衆への彼らの襲撃に対して、至高全能のアッラーにのみ拠り頼み、占領に「否」と言い、「我々にはアッラーだけで十分、なんと良き後見人であることか」との先人たちの言葉を繰り返し、宗教と名誉を守るためにジハードを命じたことである。
疑いなく、ムジャーヒドたちはアッラーの側近である。もしムジャーヒドがアッラーの側近でないとすれば、特に我々のこの時代、誰(がアッラーの側近)なのか。そして高潔なウラマーたち、シャリーアの学究たち、アッラーに仕える義人たちが、彼ら(ムジャーヒド)を統率しているのである。またアフガニスタン・イスラーム首長国の求める目標、望む目的は、アッラーの至高の御言葉の宣揚と文字通りのイスラーム政府の樹立、アッラーの敵であるアメリカ人のこの国からの追放である。アッラーは、不信仰者たちの言葉を卑しめ給い、アッラーは真理を真理となし、虚偽を虚偽となし給います。アッラーは聖なるジハードによりイスラームとムスリムを栄誉を与え、多神崇拝と多神教徒たちを卑しめ給います。それゆえ、それにおいて、競い合う者たちは競い合うがよい。

アフガニスタン・イスラーム首長国とその成功を収めた行政

بسم الله الرحمن الرحيم:::: وقاتلوهم حتى لا تكون فتنة ويكون الدين كله لله
إمارة أفغانستان الإسلامية
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اندر: تدمير مدرعة في إنفجار ومقتل 5 جنود فيها
إمارة أفغانستان الإسلامية وسياستها الإدارية الناجحة
السبت, 18 ديسمبر 2010 11:19 إكرام (ميوندي)
الواضح البَيِّن من تجارب من سبقنا، والثابت المتيقن من مشاهداتنا أن نجاح الحكومات الإسلامية والديموقراطية والاستبدادية، وفلاح المؤسسات الدينية والتربوية والحكومية وغيرها يكمن في حسن نظام الإدارة برعاية مقوماتها الجليلة (من سمو الهدف وحُنكة القائد وتزكية الحاشية وغيرها)، والفوز الكامل في هذا الميدان يتطلب جهودا حثيثة ممن يرأسها في مجال تطبيق القرارات الصادرة واللوائح الموضوعة والأصول الثابتة، كما يجب الاهتمام بنزاهة الإدارة بحسن اختيار الأفراد الذين يُجلب للعمل فيها.
وأنا لست في صدد سرد مقومات الإدارة الناجحة ولا بيان خواص الإدارة الإسلامية، والذي يُهِمُّنِيْ هنا هو إلقاء الضوء على سياسة الإمارة الإسلامية في مجال الإدارة والتنسيق رغم صعوبة الظروف المحيطة بها من حيث الاشتغال الشديد بالجهاد المقدس والحرب الضروس ضد الأمريكان وشركاء جريمتهم البشعة، كما أسعى لأن أضع معلومات متواضعة حسب التوفيق أمامكم بشأن نظام الإمارة الإسلامية أو - نظام الطالبان - على حد تعبيرهم، لعل الله ينفع به قراء مجلتنا الفتية "الصمود"، أو يُثلِج ويشف صدور قوم مؤمنين، وما ذلك على الله بعزيز. 
إن سموَّ الهدف المنشود وتقدس الغاية المرجوة، ثم ترسيخ هذا التقدس في نفوس المنسوبين إلى الإدارة بعد اطلاعهم عليه بوضوحٍ كاملٍ - عاملٌ قوي للنجاح في تحقيق الهدف المعلن المطلوب، وسرٌ كامنٌ وراء إحياء روح الإيثار والتفاني والتضحية في نفوس العاملين، لأنهم لمّا اقتنعوا بأهمية وظيفتهم تسابقوا مندفعين لإتمام أعمالهم المخولة، وبذلوا أقصى ما بوسعهم في سبيل تحقيق الهدف الأسمى والغاية المقدسة، لما يرون من النتائج المحمودة والفوائد العظيمة وراء نشاطاتهم وفوق سقف أعمالهم القيمة، كما يقول الله جل وعلا في ذلك: {الَّذِينَ إِن مَّكَّنَّاهُمْ فِي الأَرْضِ أَقَامُوا الصَّلاةَ وَآتَوُا الزَّكَاةَ وَأَمَرُوا بِالْمَعْرُوفِ وَنَهَوْا عَنِ الْمُنكَرِ وَلِلَّهِ عَاقِبَةُ الْأُمُورِ} (الحج-41).
وبجانب ذلك يجب الاهتمام باستقطاب الأمناء من الأشخاص الأكفاء، واختيار الكوادر المتخصصة شريطة التقوى ونزاهة الجانب، فالتخصص دون الورع يفسد الإدارة، والتقوى دون الكفاءة يضعفها، وعند التعارض يقدَّم التقي؛ لأنه كالراعي الذي شُدَّ رجلاه، فلا يقدر على نفع الرعية وخدمة الناس، وأما المفسد فهو ذئب مفترس يفسد في الأرض ويضر بالآخرين، علما بأن دفع الأضرار مقدم على جلب المنافع عند العقلاء، وعلى كل حال فإن اختيار الصالحين من الأشخاص عنصر قوي من عناصر الإدارة الناجحة، وهذا هو المُوجَب لقوله تعالى: {إِنَّ اللّهَ يَأْمُرُكُمْ أَن تُؤدُّواْ الأَمَانَاتِ إِلَى أَهْلِهَا} (النساء-58)، وإليه يشير قوله عز وجل: {إِنَّ أَكْرَمَكُمْ عِندَ اللَّهِ أَتْقَاكُمْ} (الحجرات-13).
وبراعة شخصية القائد الذي يقود الشعب دينيا وفكريا وسياسيا لا يقل أهمية مما سبق، بل تعد من أهم مقومات الإدارة الناجحة، لأن القائد هو القطب الذي يدور عليه الأمر، ويقوم بتسخير المجتمع لتحقيق أهدافه، ويوجه الناس للخير والسعادة، ويحذرهم عن الشر والمهلكة حسب رأيه، ومن مهام القائد - بعد الاعتماد على مولاه الخالق والتوكل عليه- هو بذل الجهد الحثيث في توجيه نشاط كل من يساعده من الموظفين والمتطوعين - في جَوٍّ من التعاون - نحو الهدف الموضوع، كما هو مسؤول عن إيجاد شعور قوي في النفوس يحرك به القلوب الخامدة والأعين النائمة، وينشّط به القوة البشرية للتفاني في سبيل تحقيق الهدف العالي والغاية السامية؛ علما بأن سائر صفات القائد الناجح من الحرية والذكورة، وسلامة العقل والحواس، والعلم والبصيرة، والقوة والشجاعة، والحكمة والتدبير، وغيرها مذكورة تفصيلا في كتب الفقه والعقيدة، فلتُطلب من مظانّها.
1- هذا وأنتقل بكم - بعد هذا التمهيد اللطيف - إلى موضوع البحث قائلا: إن الإمارة الإسلامية تعتمد في نظامها بأسره على كتاب الله عز وجل، وسنة رسوله صلى الله عليه وسلم، وسنة الخلفاء الراشدين المهديين وأقوال الصحابة رضي الله عنهم أجمعين، وتستفيد من فتاوى التابعين وآراء العلماء المجتهدين رحمهم الله تعالى، وتستمدّ من تاريخ الأمم الغابرة، كما تتوفر في نظامها مقومات الإدارة الناجحة المتوازنة من تقدس الهدف أيما تقدس، وبصيرة القائد وقوة إيمانه، وأهلية العاملين في النظام من التقوى والإخلاص والأمانة والكفاءة وغيرها.
2- وعلى هذا فإن النظام الإداري لدى الإمارة الإسلامية قائم على أسس الخلافة الإسلامية في عهد الخلفاء الراشدين رضي الله عنهم من تقسيم البلاد إلى ولايات، وتعيين الولاة الأتقياء الصالحين، وإرشاد العمال إلى التقوى، والعدالة، والتحريض على القيام بالسياسة الدينية والدنيوية، وبقضاء حوائج الناس وتعليمهم في أمور الدين، والحث على بذل أقصى الجهود في الأمر بالمعروف والنهي عن المنكر، وقد وضعت لوائح لهداية المجاهدين في سبيل الله، وترسل رسائل دوما لإرشادهم، وذلك تسديدا لأعمالهم، وتنويرا لأفكارهم، واقتفاء بالصحابة رضي الله تعالى عنهم في أنوارهم.
فهذا عمر بن الخطاب رضي الله عنه يخطب الناس قائلا: "يا أيها الناس! إني والله ما أرسل إليكم عمالا ليضربوا أبشاركم (جلودكم) ولا ليأخذوا أعشاركم (أموالكم)، ولكن أرسلهم ليعلموكم دينكم وسنتكم، فمن فُعِل به شيءٌ سوى ذلك فليرفعه إليّ، فو الذي نفس عمر بيده لأَقُصَّنَّه منه". (تاريخ الإسلام/للدكتور حسن إبراهيم/ ج-1/ ص-455).
وهذا عثمان بن عفان رضي الله عنه يكتب إلى عماله في الأقاليم: "أما بعد فإن الله أمر الأئمة أن يكونوا رُعاة، ولم يتقدم إليهم أن يكونوا جُباة، وإن صدرَ هذه الأمة خُلِقوا رعاة ولم يُخلقوا جباة، وليُوشِكنّ أئمتكم أن يصيروا جباة ولا يكونوا رعاة، فإذا عادوا كذلك انقطع الحياء والأمانة والوفاء، ألا وإن أعدل السيرة أن تنظروا في أمور المسلمين وفيما عليهم، فتعطوهم ما لهم، وتأخذوهم بما عليهم". (المرجع السابق/ ج-1/ ص-455).
3- إن بلادنا "أفغانستان" المسلمة تبلغ مساحتها إلى/650000 كم2/ تقريبا، وتقدر سكانها بـ/33/ مليون شخص على الأقل، وتنقسم إلى أربع وثلاثين وحدة إدارية، تسمى كل واحدة منها بالولاية، مثل ولاية: قندهار، وهلمند، وهرات، وبلخ، وما إلى ذلك، وكل ولاية تنقسم إلى مديريات متعددة حسب كبرها وصغرها، مثل مديرية: مارجة في ولاية هلمند، وأرغنداب في ولاية قندهار، وغيرها، وكل مديرية تشتمل على مناطق جميلة وقرى عديدة، حتى تصل عدد المديريات إلى  أربع مائة مديرية، وأما القرى والمناطق فعددها يبلغ إلى عشرات الآلاف.
4- فالقرية يكون فيها قائد مخلص من قبل الإمارة، وهو مسؤول عن شؤونها المدنية والعسكرية، يلتف حوله المجاهدون من عشرة إلى خمسين شخصا حسب الظروف المتاحة، وينتخب القائد من بينهم باختيارهم إذا استشهد القائد السابق أو حبسه عذر من الأعذار، وعند الاختلاف يرفع الأمر إلى من فوقهم من الأمراء، وهذه السرية - وتسمى جبهة - مستعدة للقتال والنزال ضد العدو المحتل ليلا ونهارا، وهي مرجع للأهالي في رفع شكاويهم سواء حصلت بينهم، أو بينهم وبين سائر القرى، فإن كانت مشاكل صغيرة يفوض أمرها إلى أعيان القبيلة للمصالحة، وإن كانت كبيرة يرفع أمرها إلى كبار المسؤولين في المديرية للفصل بينهم حسب قوانين الشريعة المطهرة.
5- وكل مديرية من مديريات الولاية لها حاكم تقي معروف بين الأهالي، ويكون له نائب خبير بشؤون المنطقة، وتعمل تحت أمره لجان متعددة مثل: لجنة القضاء لفصل الخصومات، ولجنة التعليم والتربية للاهتمام بأمور التعليم، واللجنة العسكرية لإدارة الشؤون الحربية، وغيرها، والحاكم هو الأمير لجميع قادة القرى والمناطق في تلك المديرية، كما هو مسؤول عن تحكيم شريعة الله فيها، ونصبه وعزله بيد القيادة العليا بعد الاستشارة مع والي الولاية واللجنة العسكرية على مستوى الولاية، وهو يعمل بأمر الوالي، وهو مسؤول مباشر عن المديرية.
6- وكل ولاية من ولايات البلاد وحدة مستقلة، لها أمير يسمى واليا، وله نائب يساعده، والوالي هو المسؤول المباشر للقيادة العليا عن تلك الولاية، يدير شؤونها المدنية والعسكرية، والمالية والقضائية، وغالبا يوسد هذا المنصب الخطير إلى رجل مجرب محنك، صاحب دين وخلق لا يخاف في الله أحدا، أمين صادق يقدر على تسيير الأمور، ومن أعماله تنفيذ الأحكام الشرعية والحدود، ومراقبة حكام المديريات، وتنفيذ الخطة الحربية، والإشراف على الموارد المالية والنفقات، وتعمل معه لجان ذات صلاحيات على مستوى الولاية، من اللجنة القضائية والعسكرية والمالية، ولجنة التعليم والتربية وغيرها، ونصبه وعزله يكون من قبل القيادة العليا بعد الاستشارة مع مجلس الشورى العالي.
7- ويأتي فوق ذلك دور اللجان الرئيسية ذات صلاحيات كبيرة على مستوى إمارة أفغانستان الإسلامية، وكل لجنة منها مؤلفة من عدة أشخاص مخلصين أمناء ذوي خبرة في الوظيفة الموسدة إليهم، وهي تحل في التشكيل الحالي للإمارة - كما تقتضيه الظروف- محل الوزارات سابقا، وهي كالتالي:
أ - اللجنة العسكرية التي تعدل وزارة الدفاع، وهي تقوم بتنسيق الأمور الحربية: من إعداد الشباب للجهاد المقدس، وتجهيز المجاهدين بالأسلحة والعتاد والمعدات، وتحضير الخطط الحربية، وإصدار أوامر بالمعارك الهجومية على مراكز الأعداء ومخابئ العملاء، وغيرها.
ب - لجنة الدعوة والإرشاد، وهي  مؤلفة من كبار العلماء، وتقوم بالإفتاء في المسائل الفقهية المهمة، كما تقوم بنصب وتوظيف العلماء والدعاة وإرشاد المجاهدين وهداية المواطنين وتقديم النصيحة للأمراء والمأمورين.
ج - لجنة الثقافة والإعلام، وهي تقوم بإذاعة بيانات أمير المؤمنين حفظه الله تعالى، وأحكام القيادة العليا، وأحكام مجلس الشورى العالي وقرارته وبياناته، ونشر الصحف والمجلات باللغات المختلفة، ونشر أخبار المجاهدين وفتوحاتهم، كما تقوم برد مزاعم العدو الدجال، وإفشاء مؤامراتهم ودسائسهم، وإبطال دعاويهم عبر مواقعها الهامة على شبكة الإنترنيت.
د - اللجنة السياسية التي تعدل وزارة الخارجية، وهي مسؤولة عن العلاقات الخارجية، وتبذل جهودا حثيثة لبناء العلاقات الدولية وتوسيعها وتطويرها.
هـ - لجنة التعليم والتربية، وهي تقوم ببناء المدارس بأنواعها المتنوعة، وتحضير المنهج الدراسي، واختيار رؤساء المعارف في الولايات، وتوظيف الأساتذة والجهاز الإداري للمدارس، وذلك لنشر العلوم الإسلامية والعصرية، ومحو الأمية ودحر الجهل عن المجتمع، وتربية الجيل الناشئ.
و - اللجنة المالية، وهي تقوم بتطوير الموارد المالية للإمارة، وتنظيم ديوان النفقات، ومحاسبة المصارف، وما إلى ذلك.
ح - لجنة الأسرى والأيتام وهي تهتم بشؤون الأسرى والأيتام، وتسعى جادة في إطلاق سراحهم، وتربية أولادهم وأولاد الشهداء، والإنفاق عليهم وعلى أُسرهم.
ط - لجنة الصحة وهي تقوم بمعالجة المصابين الجرحى والمرضى من المجاهدين، وتهتم بالإنفاق عليهم، وتسعى لإعداد مساكن مريحة لهم في مدة العلاج.
ي – لجنة المؤسسات الخارجية وهي تقوم بتوجيهها إلى أماكن مضطرة، وتراقب أعمالها ورجالها عن كثب، حتى لا تقوم بأعمال تمس عقيدتنا بالسوء.
8- مجلس الشورى العالي وهو مؤلف من كبار رجال الإمارة الإسلامية، ونصب أعضائه وعزلهم يتم من قبل أمير المؤمنين، والوظائف المخولة للمجلس هي مراقبة أوضاع أفغانستان، والبحث عن حلول مناسبة للمشاكل الداخلية والخارجية، وتوجيه اللجان الرئيسية على مستوى الإمارة إلى أعمالهم، وإصدار البيانات بالمناسبات الدولية والمنطقوية والداخلية، ووضع اللوائح وسن القوانين في ضوء الكتاب والسنة وما إلى ذلك.
9- القيادة العليا المتمثل في القائد الأعلى أمير المؤمنين الملا محمد عمر (مجاهد) حفظه الله تعالى، فأخونا الأمير (مجاهد) نصره الله تعالى هو القائد المباشر للجهاد المقدس ، وهو الراعي الأول لجميع أمور أفغانستان العسكرية والمدنية، وبصفته القائد الأعلى للمجاهدين وأميرا للمؤمنين حريص على تحكيم شريعة الله الغراء بدءً من نفسه وأهله وذويه وأسرته وجنده وأتباعه، وبلاغا إلى رعيته وكافة المسلمين في العالم كما يتضح من خطبه وكلماته جليا، ويسعى - اتباعا لمن سبقه من الأمراء الأتقياء - لأن يحكم بالعدل بتفويض أمانة المناصب إلى أهلها، وبتنقية الحاشية واختيار الصالحين الأمناء للصحبة والتقرب إليه، ويراقب عن كثب أعمال رجاله أصحاب المناصب، ويوصيهم بتقوى الله في السر والعلن، ويأمرهم بإعطاء الرعية حقها، والتجنب عن مسهم بأدنى الأذى.
10- وأما نائباه الأمينان فهما عون له على البر والتقوى، وعضداه في بسط بساط شريعة الله السماوية على أرض البلاد، ويقومان بتنفيذ أحكام القائد الخبير بكل أمانة وصدق بدون زيادة أو نقص، وهما مسؤولان عن تمشية أمور الجهاد وتنشيط الجهات المسؤولة، وعقد مجالس الشورى العالي والمجالس الاستشارية، وتنظيم جميع أمور الإمارة الإسلامية.
الكلمة الأخيرة
إن قوة إيمان قائد الإمارة الإسلامية بالله العزيز الحكيم، وتقدس هدفها وترسيخه في نفوس العاملين، ونزاهة الإدارة باختيار الصالحين هو رمز البطولة، وسر نجاح الجهاد المقدس في البلاد، وسيما قوة الإيمان هو أن القائد البطل الملا محمد عمر (مجاهد) نصره الله على أعدائه قال: لا، لا، للاحتلال متوكلا على الله العلي القدير رغم تكالب الكفار وتهاجمهم على الشعب الأعزل، بل أمر بالجهاد ضدهم دفاعا عن الدين والناموس مرددا قول السابقين: حسبنا الله ونعم الوكيل.
ولا ريب في أن المجاهدين هم أولياء الله، فإن لم يكن المجاهد وليا لله فمن يكون؟!!، ولاسيما في عصرنا الحاضر فإنهم يرأسهم العلماء الكرام وطلبة العلوم الشرعية والصالحون من عباد الله؛ وأما الهدف المنشود والغاية المطلوبة لإمارة أفغانستان الإسلامية فهو إعلاء كلمة الله العليا وإقامة حكومة إسلامية بمعنى الكلمة، وطرد أعداء الله الأمريكان من البلاد، وليجعل الله كلمة الذين كفروا السفلى، وليحق الله الحق ويبطل الباطل، وليعز الله بالجهاد المقدس الإسلام والمسلمين ويذل الشرك والمشركين.
هذا، وفي ذلك فليتنافس المتنافسون.

http://shahamat.info/arabi/index.php?option=com_content&view=article&id=4515:2010-12-18-06-49-42&catid=4:articles&Itemid=7

タリバンの思想的基礎 第5回 ジハードとその準備

第5章
11-ジハードとその準備
今日、多くのイスラーム団体がイスラームのため行動すると自称しながら、ジハードとアッラーの道における戦闘に対して否定的な立場を取っている。理由はイスラーム的行動における優先順位を彼らが欠いている為であったり、イスラームに対する理解の不足のためであったりする。彼らはそれ(イスラーム)が執り行う一連の儀礼、あるいは様々な機会に読み上げられる祈りの言葉だと考えているのである。あるいはアッラーの御教えに対する忠誠の純粋性が不足しているためであったり、オリエンタリスト的なイスラーム教育を受けたせいでイスラームの理解が歪んでいるためであったり、現世利益や政府の役職を望んで邪神(ターグート:不正な支配者)たちにすり寄ったせいであったりする。あるいは、ジハード、戦闘、負傷、投獄、逃避行、戦闘準備などの辛く厳しい道での困難を耐え忍ぶ情熱を欠いているためである。
また一方で、アッラーの道でのジハードを謳い文句にするがそれをスローガンにするだけで、犠牲を払い戦闘現場に出ることを望まないイスラーム諸団体もある。彼らは政府がそのジハードに目を瞑っており、現世での名声を得られる限りにおいて、時に他人のジハードに「アッラー・アクバル」と唱えて拍手を送るだけである。しかし政府がジハードを否定し、それに従事する者(ムジャーヒド戦士)たちに敵対するや、ジハードを口にするのをやめ、その民主主義、人権、過激主義の放棄など腐敗した西洋の宣伝が吹き込んだ諸概念を信仰する市民社会(mujtama` madani)の中での自分たちの地位を失わないように、「民主主義」政権であれ、世俗王制政権であれ、その忠誠を新たにするのである。
他方、ターリバーンは、現代におけるジハードを行う最大のイスラーム運動なのである。なぜならそれ(ターリバーン)はアフガニスタンにおいて、不信仰と邪神に妥協しないと の決意で、国際十字軍連合に対してイスラームとムスリムを守るために最も過酷な戦場に踏み込み、その戦場で最も気高い奉仕と自己犠牲を捧げているのである。そして(ターリバーンは)不信仰者たち(アメリカとその同盟軍)と、昨日まではイスラームとジハードの名の下に隠れていたが、今日ではあからさまに十字架の旗の下に立ちムスリムに敵対して十字軍に協力する彼ら(異教徒の侵略軍)の手先どもと戦っているのである。
それではその(ターリバーンの)、ジハードの概念とはどんなものか。
現代におけるジハードの必要条件に関する彼らの知識はどうなっているか。
ジハードと戦闘における彼らの目的は何か。
彼らは国際十字軍同盟に対していかなる備えがあるのか。
この(ターリバーン)運動は、イスラーム世界の他のジハード諸団体をいかに見ているのか。
これらが、世界のムスリムたちが答えを知りたいと切望している問題である。彼らはジハードとそれにまつわる諸問題についてのこの(ターリバーン)運動の理解について明白に知りたいと願っているのである。
アッラーの御許しがあれば本章で我々はこれに答えよう。
アッラーの道におけるジハードについてのターリバーンの理解:
ターリバーン運動の考えでは、ジハードとは民族主義的諸目的や、祖国主義(wataniyyah: patriotism)的利益や、現世の目的の実現のための政治闘争や、軍事的戦争ではなく、またただ祖国主義の邪神(ターグート:不正な支配者)たちがアッラーの啓示でないものに則って統治するようになるために外国の占領から祖国を解放するための戦争でもない。そうではなく(ジハード)とは、アッラーの御言葉の宣揚のため、アッラーの道に出来うる限りの力を尽くして献身するアッラーに対する崇拝行為なのである。預言者が「イスラームの頂上」と形容された通り、それはイスラームにおける崇拝行為の最も高貴な形態なのである。
ジハードの語は、単に「戦闘(qital)」を意味する「戦争(harb)」と異なり、アッラーの御言葉の宣揚、イスラーム体制の樹立のためのあらゆる種類の努力、尽力を指す包括的な語である。
ターリバーンの考えでは、ジハードは無目的な戦闘ではない。アッラーの道のためでなければ、ジハードにはならないのである。そうでなければ、「紊乱(fitnah)がなくなり宗教がアッラーのみに帰されるようになるまで彼らと戦え。しかしもし彼らが止めるなら、不正な者たちに対して以外、攻撃はない。」(Q2章193節)とアッラーが仰せの通り、その目的は紊乱の撲滅でなければならない。
「アッラーの御言葉が至高となるために戦う者が、アッラーの道にあるのである」(ブハーリーとムスリムの伝える伝承)と預言者が言われたように、その目的がアッラーの御言葉の宣揚でない限り、アッラーはそれに満足なさらない。それゆえ利己的、宗派的、民族的目的が少しでも混ぜることなく、アッラーの御尊顔のみを仰ぎ、その御満悦を求めるのでない限り、アッラーはジハードとして受け入れ給わないことは明らかとなるのである。
それゆえこの意味でのジハードは本当はアッラーの御言葉の宣揚、人々をアッラーの導きに従うことから逸らそうとするあらゆる試み、誘惑の根絶のための継続的な努力なのである。そしてそれは不信仰者たちと、ムスリム共同体が不信仰者による加害から安全に暮らすことが出来るようになり、この共同体が世に現れた目的である善の命令と悪の禁止を行うことを誰も妨げることがなくなるまで、不信仰者たちと戦うことなのである。
こうした理解に立って、その初日から、これらの理論武装の上にターリバーン運動は立ち上がり、不信仰者たちに味方し外国の利権の実現のために内戦で国土の農業と牧畜を破壊した諸団体に反対して立ち上がったのである。
それゆえターリバーン運動がそれらの撲滅に立ち上がったとき、不信仰の諸国はターリバーンが「悪と腐敗の諸団体」と呼んでいたそれらの諸団体を支持したのである。そして一部の人々は当時、これらの逸脱諸団体に対するこの命名を認めなかったが、後になってそれらの諸団体の殆どが、アメリカがイスラームに対する十字軍戦争においてアフガニスタンを攻撃した時に十字架の旗の下に立った時に、その(「悪と腐敗の諸団体」との命名)の正しさが明々白々となったのである。
現代においてジハードが個人義務となったとの信条:
ターリバーン運動は、この時代においてはジハードが個人義務であると信ずる。
現代の殉教者アブドッラー・アッザーム師が最も有名な著作『ムスリムの土地の防衛は最も重要な個人的義務』の中で先代と後代の高名なウラマーと現代の宗教の実践と学識において信頼されるべきウラマーから伝えている特殊な条件化でジハードが個人的義務になるというのが、スンナ派の全ての法学派の(一致した)見解である。それは以下の通りであある。
1-いかなる土地であれ、不信仰者がムスリムの土地に侵入した場合。
2-(ムスリム軍と異教徒軍)両陣営が対面し、軍隊が出会った場合。
3-イマーム(カリフ)が名指しの個人であれ、集団であれ召集した場合、彼らには出征が義務となる。
4-不信仰者がムスリムの集団を捕虜にした場合。
先代と後代(のウラマー)が上述の状況のどらか一つでも生じた事態においてジハードが個人的義務となることにおいて合意している以上、これらの全てが一時に実現しているというのに現代においてジハードが個人義務とならないことがいかにしてありえようか。というのは不信仰者たちが侵略軍として多くのイスラームの土地に力づくで押し入り、何十年にも前に両軍の間で戦端が開かれて日を追うごとにその激しさを増しており、ユダヤ教徒やキリスト教徒や共産主義者などの不信心の侵略者たちの襲撃からの防衛のために、正当なムスリムの司令官たちが、東でも西でもムスリムたちを招集しているのである。
またムスリムの捕虜についても、数千人のムスリムが不信仰者の獄中にあり、アッラーをおいて助ける者とてないのであると、言ってよい。
そしてアフガニスタンのジハードは、国際的な不信仰の首魁アメリカの指揮下に全ての十字軍国家が国際的同盟を組んで集合し、アフガニスタン・イスラーム首長国を崩壊させ、その地を武力で占領しているために、あらゆる義務の中で最も重い義務となる。
国連の承認を根拠にアメリカのアフガニスタン攻撃を認める者は、別種の重大な不信仰に陥っている。それはアッラーの啓示以外に裁定を求め、邪神(ターグート:不正な支配者)の裁定に満足することである。疑う余地無く国連は不信仰の行政府であり、不信仰の大国の利権を守るために創設されたことは確かである。それでイスラームの聖法に反しイスラーム世界に恥辱を与える国連決議の裁定に従うことは邪神の裁定を求めることであり、イスラーム共同体の死命を制する問題において不信仰に満足することなのである。
それゆえ現代においては武装ジハードは個人的義務であるだけでなく、加害と屈辱から自己を守るための、虐げられた者の本能的で自然な不可避の反応なのである。なぜならば西欧は、イスラーム世界に防衛力があるのを見ない限り、我々への攻撃、我々の政府の転覆、我々の国の占領、我々の教育法の改変、彼らの不信心の物質文化を我々に押し付けることを止めようとしないからである。
ムスリムたちが今日、西欧から蒙っている扱いは、ムスリムに対する陰謀、資源の強奪、諸民族への侮辱、土地の占領、都市の焼き討ち、ムスリムの頭上に何百万トンもの爆薬を降らすこと、ムスリムに敵対するユダヤ教徒に対する国際的な支持、ムスリムの土地へのキリスト教と無神論の布教、悪人どもと背教者たちをムスリムに対する支配者の地位につけること、アッラーの宗教とそのシンボルに対する戦い、イスラーム世界の不信仰の少数派への国際的な支援であり、それに加えてイスラーム共同体の中のムジャーヒド(戦士)と義人たちと戦い、彼らを投獄し、イスラーム世界の経済を支配するために植民地主義的な外資企業を導き入れ、秘密裏に、そして公然と犯す千ものその他の犯罪行為があり、それにおいて戦車や戦闘爆撃機、正規軍、軍艦、銀行、企業、ムスリムの思想を攻撃し彼らをその宗教と信条から逸らせ、彼らの宗教と来世について知るべき知識を奪うための何千もの教育文化団体を利用しているのである。
そして国連もまたムスリムに対する塹壕の上に立っている。カシミール、パレスチナ、チェチェン、キプロス、アッサム問題など旧来の問題において、国連にはムスリムに対する不正しか見出されないのである。
ムスリムたちはこれまでに自分たちに加えられた不正を取り除こうとあらゆる方法を試みてきた。妥協、関係正常化、追従、政治的、不信仰者たちとの軍事的同盟関係の締結、不正な西欧諸国との同乗、民主主義、世俗主義、民族主義、共産主義などの社会生活の様式の彼ら(西洋の)不信心の物質的イデオロギーを受け入れなどである。にもかかわらず彼ら(ムスリムたち)に加えられた不正が取り除かれることはなかったばかりか、むしろ日が経つにつれて増していった。その結果、ムスリムは「おまえたちがジハードを怠り、脱法行為で商売し、牛の尻尾に追従するようになれば、アッラーはおまえたちに屈辱を与え給い、お前たちがお前たちの宗教(筆者注:つまりおまえたちのジハードに)戻るまで(屈辱を)取り去り給わない。」との預言者の言葉の正しさが実証されたのである。
それゆえ交戦状態にある不信仰者とイスラームの国々にある彼らの権益に対するジハードへの復帰は、イスラーム法上の義務であるだけでなく、ムスリムが蒙っている不正を取り除く当然で唯一の処置なのである。なぜならば不信仰者たちは交渉も、問題の公正な平和的な解決も認めないからである。
ターリバーンの考えるジハードの目的の明白さ:
ターリバーンの考えるところでは、ジハードの目標は太陽のように明らかである。それはアッラーの御言葉の宣揚とイスラームのシャリーアの方法論に則ったイスラーム政府の樹立であり、この目標に対していかなる弥縫も中途半端な解決も受け入れない。
彼らは名前だけはイスラーム国家であっても実際には世俗国家であったり、他のいかなる名であれ人間の我欲を法とする国家を認めはしない。それゆえ彼ら(ターリバーン)は彼らの政府のアッラーのシャリーア以外に裁定を求めるいかなる機関に参加することも認めず、いかなる過酷な試練に見舞われようともこの立場から妥協しない。この問題について彼ら(ターリバーン)が認めるのは、真の意味において彼らがイスラーム国家を作るか、それとも国家が存在しないかのいずれかである。それゆえ不信仰者とも彼らの手下どもとも国家の形態についていかなる交渉も行わない。これは既定事項で妥協の余地は無いのである。
ターリバーンはイスラームの教えに対する献身において、共産主義とロシアと戦ったが西洋民主主義に同調しその中に組み込まれムジャーヒド(ターリバーン戦士)に敵対する十字軍の隊列に立ったかつてのジハード諸組織と全く異なるのである。
ここから明らかになるのはその(かつてのロシアと戦ったジハード諸組織の)ジハードはアッラーの御言葉の宣揚のためではなく。権力の座に上るためであり、権力の座に着くことが容易な情勢になると、イスラームとそのシャリーアを犠牲にすることになろうともジハードを放棄し、国際十字軍に抱き込まれたのである。
ターリバーンのジハードの準備:
アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、ドイツ、オーストラリアなどの十字軍国家の世界の最大最強の国々が率いる国際十字軍同盟に対するジハード、抵抗は困難であり、組織化、作戦、浸透における綿密性を要する。なぜならば侵略国家は強大な軍事的、政治的、財政的、広報的力を有しているのに対して、ターリバーンはアッラー以外に味方する者がないからである。それゆえ現在のジハードによる抵抗はソ連に対するジハードの時期とは非常に違っているのである。なぜなら今回は(中東・中央アジア・南アジア)地域の全ての国々は十字軍の侵略者になんらかの形で協力しており、資金、物資、人員を供給し、空軍基地や軍事基地などの使用を許しているのである。
しかしこれら全てにも拘わらず、ターリバーンは十全な軍備を行い、効果をあげ成功を収めた方法で抵抗のあらゆる領域で彼らの戦力の補給を行っているのである。ターリバーンは以下の領域で効果をあげ成功を収める準備を有している。
1―財政的準備:ターリバーンは戦利品、喜捨、浄財、富裕なムスリムの寄付の奨励に代表されるような純国内的な財源、そしてこれらの財源の効率的な運用からジハードの融資を行っており、国際十字軍はそのあらゆる物資と手段にもかかわらず、彼らに対する偉大なジハードのこれらの財源を枯渇させることができずにいるのである。
このことはターリバーンが綿密で組織的な財源の管理と処理において優れた能力を有していること、またイスラーム共同体はその不可侵なものを守るためには惜しまず与える者たちであることを証明している。たとえ政府はそれをしなくともである。
2―軍事的準備:軍事的準備は、戦闘員と武器の供給、戦闘と防衛の装具の生産、時と場所に応じた戦闘計画の作成、敵陣の目標の設定、宣教の広報、近代戦の訓練などの幾多の領域に関する準備に分類される。
十字軍の広報がムジャーヒド(ターリバーン戦士)の広報より大規模であるにもかかわらず、ムジャーヒド(ターリバーン戦士)の広報の方がより強力で広範囲な影響を及ぼしていることを既に敵たちさえも幾度と無く認めているのである。
3―文学・文化的準備:文学と文化が心底を動かし感情を喚起し、人々に勇敢な行為、献身、贈与を促す効果的な手段であることに疑いは無い。諸共同体は栄光の文化を有し自由、自己犠牲、献身の文学を味わう限りにおいて威厳を保つ。
ターリバーンはアッラーの恩寵によりこの領域においても大いなる準備を有することができた。ムジャーヒド(ターリバーン戦士)の新世代の準備に役立つ思想、軍事、文学の書物があり、ムジャーヒドたちを戦闘と自己犠牲に向かわせる大いなる精神的戦力と看做しうる最も甘美な声とリズムの五千近くのジハード軍歌がある。
これに加えてこれらの効果的なジハードの文学はアフガン人の若い世代を十字軍たちがその軍事基地から放送する破廉恥な歌が広める道徳的退廃の蔓延から護る働きをしている。ターリバーンの野戦指令部の準備は、他の諸組織と根本的に事情が異なっている。この相違の一つが、ターリバーンの野戦指令部は全員がシャリーアの学問に従事する者であることにある。
彼らはシャリーアの学者であるか、(シャリーア)裁判官であるか、ムフティー(教義顧問)であるか、クルアーン暗記者であるか、シャリーア学徒なのである。そして彼らがシャリーアの学問に関わっていることは、彼らを逸脱、物質的な誘惑の罠に陥ることから護る諸要因のうちの大きな要因の一つとなっている。
アッラーは「このように、ただアッラーを懼れるのは、彼のしもべたちのうちのウラマーゥだけである。」(35章28節)と仰せになり、アッラーはその書クルアーンの中でこの意味のことを述べ給うたのである。
ウラマーは他の者たちよりもよりよく試練に立ち向かい苦難にあって堅忍不抜であることができる。
また相違の一つに、ターリバーンにあっては野戦指令部が一定数の個人に集中し他の者に及ばないわけではないことがある。そうではなくそれは献身と自己犠牲を望む者なら誰でも出入りできる開かれた空間なのである。なぜならターリバーンにおける指令部とは、特権でなく、死、捕囚、苦難、試練の覚悟だからである。それゆえ現世よりも来世を選ぶ者だけしかそれに名乗り出ないのである。この美点があればこそ(ターリバーンの)野戦司令部は献身的な若者が率先してその周りに集まり、その献身と自己犠牲への呼びかけに応ずる愛される人々となっているのである。
世界のジハード運動とムジャーヒド(戦士)たちに対するターリバーンの見解:
ターリバーンは、イスラーム、イスラームの信条、イスラームへの献身と奉献、ムスリムの土地の防衛とアッラーの御言葉の宣揚がムジャーヒドを連帯させている限りにおいて、世界のジハード運動の一体性を信じている。それゆえ彼らの宗教が一つであり、彼らの啓典(クルアーン)が一つであり、彼らの預言者が一人であり、彼らと戦う共通の敵が一つであり、イスラーム政体樹立の夢が一つであるなら、あらゆる場所における国際的不信仰に対して彼らが一体となることを何が妨げるであろうか。真理と宗教の防衛という課題において協力し、助言しあい、共に耐え忍び、互いに助け合うことを、何が彼らに妨げようか。
今日、互いに数え切れないほどの違いがあるにもかかわらず、オーストラリアの十字軍とカナダの十字軍が手を組み、ポーランドの十字軍がグルジアの十字軍と手を組んでいるというのに、なぜ西方のムジャーヒド(戦士)が東方のムジャーヒドと手を組まないというのか。
イスラームとムスリムの土地の防衛の問題はイスラーム共同体(全体)の問題であり、個人や国や組織の問題ではない。それは信条と、ムスリムを一つの共同体とする宗教の問題なのである。「これこそ一つの共同体としてのお前たちの共同体。そして我こそは汝らの朱である。それゆえ我を崇めよ。」(21章92節)
今日、手地はムジャーヒド(戦士)たち全てを一列に攻撃しており、アッラーの宗教を護る者全てに対して国際的な連合同盟を組んでいる。それゆえアッラーの道のムジャーヒドたちも敵に対して一体となり、相互扶助に邁進しなけれればならない。そしてそれは「若し彼らが宗教において汝らに助けを求めるなら汝らには援助が課される。ただし汝らとの間に盟約がある民に対しては別である。」(8章72節)
ターリバーンはジハードの戦列の統一に、ここ数世紀の間に誰もそれに類する犠牲を払わなかったほどの犠牲を払ってきた。そしてそれは盟約を確実に護り、忍耐と、廉直と、息が長い持続的方法でムジャーヒド(戦士)たちを誠実に助けてきた。
これが現代におけるジハードとその準備についてのターリバーンの観方の一側面である。彼らの行動がそれを実証し、彼らの理念が理念だけに終わらないこと、アッラーが愛で給う彼の信仰者の僕たちからなる確固たる戦列を彼らが創設するようにアッラーが彼らを助け給うことを我々はアッラーに祈り求める。「まことにアッラーは彼の道にあたかも彼らが堅牢な建物のように一列になって戦う者たちを愛で給う。」(61章4節)


              
إمارة أفغانستان الإسلامية


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الدعائم الأساسیة لفكر طالبان الحلقة الخامسة
الثلاثاء, 06 يوليو 2010 13:51 الإدارة
الحلقة الخامسة

11 - الجهاد و الإعداد :

هناك الیوم كثیر من الجماعات الإسلامیة تدّعي العمل للإسلام، ولكنّها تتخّذ موقفا سلبیاً من الجهاد والقتال في سبیل الله، إمّا بسبب عدم معرفتها لأولویات العمل الإسلامي أو لفهما الناقص المبتور عن الإسلام، حیث تعتبره مجموعة من الطقوس تُوّدی، وأدعیة تقرأ في مناسبات مختلفة، أو بسبب عدم إخلاص ولائها لدین الله تعالی، أو بسبب اعوجاج في فهم الإسلام لتلقّیها للتعلیمات الإسلامیة من المراجع الإستشراقیة، أو لتواطئها مع الطواغیت طمعاً في حطام الدنیا والمناصب الحكومیة، أو لقصر هممها عن تحّمل المشقات في الطریق الوعر الشاق للجهاد والقتال، والجروح والسجون والهجرة والإعداد.

وهناك نوع آخر من الجماعات الإسلامیة تتغنی بذكر الجهاد في سبیل الله تعالی، و لكنها تكتفي به في إطار الشعار فقط، ولا ترغب في تقدیم التضحیات، والخروج إلی مبادین القتال، بل تكتفي بالتصفیق وأحیاناً بالتكبیر لجهاد الآخرین إذا كان یحقق لها بعض الوجاهة الدنیویة ما دامت الحكومات تغض الطرف عن ذلك الجهاد، أمّا إذا رفضت حكوماتها الجهاد، أو حاربت أهله فإنها سرعان ما تتخلّی عن ذكر الجهاد بتجدید ولائها للحكومات الدیموقراطیة، أو الملكیات العلمانیة كیلا تخسر مكانتها في المجتمع المدني الذي یؤمن بالدیموقراطیة، وحقوق الإنسان، و نبذ التطرف، وغیرها من المفاهیم التي تنفخ فیها أبواق الغرب الفاجر.

أمّا حركة طالبان التي هي كبری الحركات الإسلامیة في هذا العصر جهاداً حیث تخوض أشرس معركة للدفاع عن الإسلام والمسلمین ضد الحلف الصلیبي العالمي في أفغانستان، و تُقَّدم في هذه المعركة أروع أنواع الفداء والتضحیات، و آلت علی نفسها علی أن لا تصانع الكفر و الطواغیت، وهي تقاتل الكفار وعملائهم الذین وقفوا الیوم بوضوح تحت رایة الصلیب، وعاونوا الصلیبیین علی المسلمین، وإن كانوا یختفون بالأمس تحت التسمیات الإسلامیة والجهادیة.

فما هو تصورها عن الجهاد؟

وما هي معرفتها لمقتضیات الجهاد في العصر الحاضر؟

وما هو هدفها عن الجهاد والقتال؟

وما هي إعداداتها للجهاد ضد الحلف الصلیبي العالمي؟

وكیف تنظر هذه الحركة إلی الجماعات الجهادیة الأخرى في العالم الإسلامي؟

هذه وغیرها هي من الأسئلة التي یتشوق المسلمون في العالم لمعرفة إجاباتها، ویرغبون في أن یعرفوا بوضوح تامّ تصوّر الحركة عن الجهاد والقضایا المرتبطة به.

وسنحاول الإجابة علیها بإذن الله في هذه الحلقة.

تصوّر طالبان عن الجهاد في سبیل الله تعالی: إن الجهاد في نظر حركة طالبان لیس كفاحاً سیاسیاً، أو عملاً حربیاً عسكریاً یقام به لتحقیق الأهداف القومیة، أو المكاسب الوطنیة والغایات الدنیویة.

كما أنه لیس حرباً لتحریر الوطن من الاحتلال الأجنبي لیحكمه طواغیت و طنیون علی غیر ما أنزل الله تعالی، بل هو عبادة الله تعالی ببذل أقصی ما یمكن بذله من الجهد في سبیله، و إعلاء كلمته.

وهو من أشرف أنواع العبادات في الإسلام، وقد وصفه النبيّ صلیّ الله علیه بذروة سنام الإسلام.

وكلمة (الجهاد) كلمة جامعة تشمل جمیع أنواع السعي والجهد لإعلاء كلمة الله تعالی وإقامة النظام الإسلامي، بخلاف كلمة (الحرب) التي تدل علی القتال فقط.

والجهاد في نظر طالبان لیس مجرّد قتال بلا هدف، بل هو لا یكون جهاداً إلا إذا كان في سبیل الله، وإلاّ إذا كان الهدف منه هو القضاء علی الفتنة كما قال الله تعالی {وَقَاتِلُوهُمْ حَتَّى لاَ تَكُونَ فِتْنَةٌ وَيَكُونَ الدِّينُ لِلّهِ فَإِنِ انتَهَواْ فَلاَ عُدْوَانَ إِلاَّ عَلَى الظَّالِمِينَ }البقرة193

ولا یرضاه الله تعالی إلاّ إذا كانت الغایة منه إعلاء كلمته تعالی، كما قال النبيّ صلی الله علیه وسلم: (من قاتل لتكون كلمة الله هي العلیا فهو في سبیل الله) متفق علیه. فتبیّن من ذلك أن الله تعالی لا یقبل من الجهاد إلاّ ما كان خالصاً لوجهه الكریم، وابتغاء لمرضاته، ولا یشوبه شيء من الأغراض النفسیة أو الطائفیة والقومیة.

فالجهاد بهذا المعنی هو فی الحقیقیة السعي المتواصل لإعلاء كلمة الله، والقضاء علی كل الجهود والفتن التي

تصرف الناس عن الاهتداء بهدي الله تعالی.

وهو محاربة للكفار إلی أن تعیش الأمة المسلمة في أمن من إیذاء الكفار، وأن لا یمنعها أحد عن القیام بواجب الأمر بالمعروف والنهي عن المنكر التي أخرجت لها هذه الأمة.

وعلی هذا التصور، وبناءً علی هذه القناعات قامت حركة (طالبان) من یومها الأول، فهي قامت ضد الجماعات التي والت الكفار، وأهلكت في البلد الحرث والنسل في الاقتتال الداخلي لتحقیق الأغراض الأجنبیة.

فلمّا قامت حركة طالبان للقضاء علیها، وقفت ملل الكفر مؤیدة تلك الجماعات التي كانت تسمیها طالبان (جماعات الشر والفساد)، وهذه التسمیة وإن كانت لایستصیغها بعض الناس آنذاك فی حق تلك الجماعات المنحرفة، إلاّ أنه تبیّن صدقها جلیاً فیما بعد حین وقفت معظم تلك المنظمات تحت رایة الصلیب بعد هجوم أمریكا علی أفغانستان في حربها الصلیبیة ضد الإسلام.

الاعتقاد بعینیة فریضة الجهاد في العصر الحاضر:

تعتقد حركة طالبان أن الجهاد فرض عین في هذا الزمن.

وفرض العین هو الفرض الذي یجب علی كل مسلم أن یفعله بنفسه كالصلاة والصوم.

وتتعیّن فرضیة الجهاد عند جمیع مذاهب أهل السنة والجماعة في الحالات الخاصة كما نقلها عنها إمام الجهاد في هذا العصر الشهید الشیخ عبد الله عزّام رحمه الله تعالی في أشهر رسالته المسماة بـــ (الدفاع عن أراضي المسلمین أهمّ فروض الأعیان) عن أشهر علماء السلف والخلف ومن یُعتمد علی دینه وعلمه من علماء هذا العصر، وهي كالتالي :

1 - إذا دخل الكفار بلدة من بلاد المسلمین.

2 - أذا التقی الصفان، و تقابل الزحفان.

3 - إذا استنفر الإمام أفراداً أو قوماً وجب علیهم النفیر.

4 - إذا أسر الكفار مجموعة من المسلمین.

فإذا كان السلف و الخلف مجمعون علی تعیّن فرضیة الجهاد في حال تحقق إحدى الحالات المذكورة، فكیف لا تتعیّن الفرضیة في هذا الزمن وقد تحققت جمیعها في وقت واحد، حیث دخل الكفار محاربین بالقوة إلی كثیر من البلاد الإسلامیة، والمعركة قد نشبت بین الصفین منذ عشرات السنین، ویزداد سعیرها مع مرور كلّ یوم، وأمراء المسلمین الشرعیین استنفروا المسلمین في مشارق الأرض ومغاربها لصدّ عدوان الصائلین من الیهود والنصارى والشیوعیین وغیرهم من ملاحدة البشر.

أمّا عن أسر المسلمین فحّدث ولا حرج، فهناك آلاف المسلمین في سجون الكفار ولا یجدون لهم سوی الله تعالی نصیراً.

أمّا الجهاد في أفغانستان فهو من أوجب أنواع الواجب حیث اجتمعت جمیع الدول الصلیبیة في حلف عالمی بقیادة رأس الكفر العالمي (أمریكا) وأسقطت إمارة أفغانستان الإسلامیة، واحتلت هذا البلد بقوته النار والحدید.

وأمّا من یستدلّ علی جواز الهجوم الأمریكي علی أفغانستان بموافقة الأمم المتحدة علیه فإنه یقع في نوع خطیر آخر من الكفر وهو التحاكم إلی غیر ما أنزل الله، و الرضی بحكم الطاغوت، ولا یشك مؤمن في أن هیئة الأمم المتحدة إدارة كفریة، وأنشئت لحمایة مصالح الدول الكفریة الكبیرة.   و أن الاحتكام إلی قراراتها التي تخالف الشرع الإسلامي، و تفرض الذل والهوان علی العالم الإسلامي، هو تحكیم للطاغوت، ورضیً بالكفر في القضایا المصیریة للأمة الإسلامیة.

فالجهاد المسلّح في هذا الزمن لیس فرض عین فسحب، بل هو ضرورة طبیعیة فطریة للمظلومین، لیدفعوا به الشر والذلّ عن أنفسهم، لأن الغرب لن یستنكف عن الاعتداءات علینا، ولا عن إسقاط حكوماتنا، واحتلال بلادنا، وتغییر مناهجنا التعلیمیة، وفرض ثقافته المادیة الملحدة علینا، إلاّ بعد أن یروا القوة الرادعة في العالم الإسلامي.

والمعاملة التي یلقاها الیوم المسلمون من الكفار هي عبارة عن الكید للمسلمین، وسرقة للثروات، وتذلیل للشعوب، واحتلال للبلاد، و إحراق للمدن، و إمطار لملایین الأطنان من الحدید والنار علی رؤوس المسلمین، و مساندة عالمیة للیهود ضد المسلمین، ونشر للمسیحیة والإلحاد في بلاد المسلمین، وتسلیط للفجرة و المارقین من الدین حكاما علی المسلمین، ومحاربة لدین الله تعالی وشعائره، ومناصرة عالمیة للأقلیات الكفریة في العالم الإسلامي، إلی جانب محاربة المجاهدین والصالحین من أبناء الأمة الإسلامیة، و ملء للسجون منهم، وتمكین للشركات الاستعماریة من السیطرة علی اقتصاد العالم الإسلامي، وآلاف من الجرائم الأخرى التي یرتكبونها في السرّ والعلن ضد المسلمین، مستغلین في ذلك الدبابات والطائرات، والجنود المدرّبة والأساطیل البحریة، والبنوك، والمؤسسات الاقتصادیة، وآلاف المؤسسات العلمیة والثقافیة التي تحارب المسلمین في فكرهم، وتسلخهم عن دینهم وعقیدتهم، وتُجهِّلهم عما یجب علیهم معرفته تجاه دینهم وآخرتهم.

أمّا الأمم المتحدة هي الأخرى واقفة في خندق العداء للمسلمین، وما قضایا المسلمین العالقة كقضیة كشمیر وفلسطین، والشیشان، وقبرص، وآسام، وغیرها، إلاّ شواهد علی ظلم هیئة الأمم المتحدة لقضایا المسلمین.

ولقد جرّب المسلمون لرفع الظلم عنهم جمیع الطرق من المصانعات، والتطبیعات، والذیلیة، والدخول مع الكفار في الأحلاف العسكریة والسیاسیة، والسیر في ركاب الدول الغربیة الجائرة، والقبول لنظریاتها المادّیة الملحدة من الدیموقراطیة، والعلمانیة، والقومیة، والشیوعیة، وغیرها من أسالیب الحیاة الاجتماعية، ولكن الظلم الواقع علیهم لیس لم یرتفع عنهم فقط، بل زاد مع مرور الأیام، وأصبح المسلمون مصداق قول الرسول صلی الله علیه وسلم حیث یقول: ( لئن تركتم الجهاد، و تبایعتم بالعینة، واتّبعتم أذناب البقر، سلّط الله علیكم ذلاّ، لا ینزعه عنكم حتی تعودوا إلی دینكم) أی إلی جهاد كم.

فالعودة إلی الجهاد ضد الكفار المحاربین، ومصالحهم في البلاد الإسلامیة لیست فریضة فقط، بل هو العلاج الطبیعي الوحید لرفع الظلم الواقع علی المسلمین، لأن الكفار ما عادوا یقتنعون بالحوار، ولا بالحلول السلمیة العادلة للقضایا.

وضوح الهدف من الجهاد لدی طالبان

إن الهدف من الجهاد لدی الطالبان واضح وضوح الشمس، وهو إعلاء كلمة الله تعالی وإقامة الحكومة الإسلامیة علی منهاج الشریعة الإسلامیة، ولا یقبلون في هذا الهدف أيّ نوع من الترقیعات وأنصاف الحلول.

فهم لا یقبلون بالحكومة التي اسمها حكومة إسلامية وهي فی الواقع حكومة علمانیة، أو تحتكم إلی أهواء البشر تحت أيّ اسم آخر، فهم لذلك لم یرضوا بإشراك أیة جهة في حكومتهم لا تحتكم إلی شرع الله، ولم یتنازلوا عن هذا الموقف مهما اشتدت علیهم المحن، فقناعتهم في هذا الأمر هي أمّا أن تكون حكومتهم إسلامیة بالمعنی الحقیقی، أو لا تكون هناك حكومة، ولذلك لا یجرون أي نوع من المحادثات مع الكفار وأذنابهم علی نوعیة الحكومة، فهذا أمر مقطوع فیه، ولا یتنازلون منه.

إن طالبان بتجرّدهم لدین الإسلام یختلفون كل الاختلاف عن المنظمات الجهادیة السابقة التي قاتلت الشیوعیة والروس، ولكنها وافقت علی الدیموقراطیة الغربیة، وانصهرت في قالبها، ووقفت مع الصلیبیین في صف واحد ضد المجاهدین.

ویبدو من هذا أن جهادها لم یكن لإعلاء كلمة الله تعالی، بل كان للاعتلاء علی كرسی الحكم، وحین تیسّر لها الوصول إلی كرسی الحكم وإن كان علی حساب الإسلام و شریعته، تركت الجهاد، وارتمت في أحضان الصلیبیة العالمیة.

إعداد طالبان للجهاد

إن الإعداد للجهاد والمقاومة ضد الحلف الصلیبي العالمي الذي تقوده أقوی وأكبر دول العالم مثل أمریكا، وكندا، وبریطانیا، وفرنسا، وألمانیا، وأسترالیا، وغیرها من الدول الصلیبیة أمر صعب، ویحتاج إلی دقّّة في التنظیم والتخطیط والشمولیة، لأن الدول الغازیة تتمتّع بإمكانيات حربیة وسیاسیة ومالیة وإعلامیة هائلة، بینما لا یجد طالبان من یقف إلی جانبهم سوی الله تعالی، و أمر المقاومة الجهادية في هذه المرّة یختلف بكثیر عما كان علیه أیام الجهاد ضد الاتحاد السوفيتي، لأن جمیع دول المنطقة في هذه المّرة تقف بشكل أو بآخر مع الغزاة الصلیبیین، وتُمدّهم بالمال أو الإمكانیات أو الرجال، أو أنها تُمكنهم من استخدام قواعدها الجویة والعسكریة والأخرى.

ولكن علی الرغم من كل ذلك قامت طالبان بالإعداد الكامل وتعبئة قواتهم في جمیع مجالات المقاومة بشكل ناجح ومؤثر، وقد قامت طالبان بالإعدادات الناجحة والمؤثرة في المجالات التالیة :

1 – الإعداد المالي : استطاعت ( طالبان ) أن تموّل الجهاد من المنابع المالیة الداخلیة البحتة التي تتمثل في الغنائم، والصدقات، والزكوات، وتنشیط عنصر العطاء في أثریا المسلمین، وحسن التنظیم لهذه الموارد، حیث لم یقدر الحلف الصلیبی العالمي بكلّ إمكانیاته و وسائله أن یجفف هذه الموارد عن الجهاد العظیم ضدهم.

وهذا یدلّ علی أن طالبان تمتلك الكفاءة القویة في تدبیر موارد المال وتصریفه بشكل منظم دقیق، كما أنه یدل علی أن الأمة الإسلامیة أمة مِعطاءة فی سبیل الذود عن حرماتها و إن تقاعست عنه الحكومات.

2 – الإعداد الحربي : والإعداد الحربي ینقسم إلی الإعداد من حیث الرجال المقاتلین وتوفیر السلاح، وصناعة وسائل القتال والدفاع، ووضع الخطط القتالیة المناسبة زمانا ومكاناً، وتحدید الأهداف في صفوف العدو، والتغطیة الإعلامیة لأحداث المعارك، والتدریب علی فنون القتال الحدیثة، وغیرها من المجالات.

وقد اعترف العدوّ مرّات كثیرة بأن تأثیر إعلام المجاهدین أكبر وأوسع من تأثير إعلام الصلیبین وإن كان أكبر حجماً من إعلام المجاهدین.

3 - الإعداد الأدبي والثقافي: لاشك في أن الأدب والثقافة هما من الوسائل المؤثرة في تحریك كوامن النفوس، وتجییش العواطف، وحضّ الناس علی الجرأة والإقدام والبذل والعطاء. وأن الأمم تبقی عزیزة مادامت تتلقی ثقافة العزّ وتتذوق أدب الحرّیة والتضحیة والفداء.

وقد استطاعت طالبان بفضل الله تعالی أن یكون لها إعداد كبیر في هذا المجال أیضاً، فهناك الكتب الفكریة، والعسكریة، والأدبیة التي تعمل عملها في إعداد الجیل الجدید من المجاهدین، وهناك ما یقرب من خمسة آلاف نشید جهادي بأحلى الألحان وأجمل التنغیمات التي تُعتبر قوة روحیة هائلة للمجاهدین في دفعهم إلی میادین القتال والفداء.

وإلی جانب ذلك تفعل هذه الأدبیات الجهادیة المؤثرة فعلها في حمایة النشأ الأفغاني الجدید من الانحلال في الفساد الخلقی الذي تُشیعه الأغاني الخلیعة التي یقوم ببثها إذاعات الصلیبیین من قواعدها العسكریة.

أمّا الإعداد القیادي المیداني لدی طالبان فأمره یختلف تمام الاختلاف عن المنظمات الأخرى، ومن صور هذا الاختلاف أن القیادات الميدانیة في طالبان كلهم ممن ینتمون إلی العلم الشرعي.

فإما أنهم علماء للشرع، أو قضاة، أومفتون، أوحفاظ لكتاب الله تعالی أو طلاب للعلم الشرعي، وانتماؤهم للعلم الشرعي عامل كبیر من العوامل التي تحفظهم من الانحراف أو الوقوع في مصائد المادیات، وقد ذكر الله تعالی في كتابه المجید هذا المفهوم حیث یقول: (كَذَلِكَ إِنَّمَا يَخْشَى اللَّهَ مِنْ عِبَادِهِ الْعُلَمَاء) ( فاطر: 28).

فالعلماء أقدر من غیرهم علی مواجهة الفتن والثبات علی المِحَن.

ومن صور الاختلاف أیضا أن القیادة المیدانیة لا تتمركز في طالبان في عدة أشخاص محدودین لا تخرج عنهم إلی غیرهم، بل هي مجال مفتوح یخرج إلیها كل من یرید البذل والتضحیة، لأن القیادة في صفوف طالبان لیست مغنماً، بل هي استقبال للموت والأسر، والملاحقة، والابتلاءات، فلذلك لا یتقدم إلیها إلاّ من آثر الآخرة علی الدنیا، فهذه المیزات تجعل من القادة المیدانین أناسا مرغوبین یلتف حولهم الشباب المخلصون برحابة صدر، ویلبون نداءاتهم للبذل والفداء.

نظرة طالبان لحركة الجهاد والمجاهدین في العالم :

تؤمن طالبان بوحدة الحركة الجهادیة في العالم مادام الإسلام والعقیدة الإسلامیة والبذل والعطاء للإسلام، والدفاع عن أراضي المسلمین وإعلاء كلمة الله تعالی تجمع المجاهدین، فإذا كان دینهم واحد، وكتابهم واحد، ونبیّهم واحد، ویقاتلهم عدوّ مشترك واحد، وآمالهم في إقامة النظام الإسلامي واحدة، فما الذي یمنعهم من أن یكونوا یداً واحدة ضد الكفر العالمي في كل مكان، وما الذي یمنعهم من المناصرة والمناصحة، والمصابرة، ووقوف بعضهم إلی جانب البعض في قضیة الدفاع عن الحق والدین.

فإذا كان الصلیبي الأسترالي یقف الیوم جنباً إلی جنب مع الصلیبي الكندي، أو یقف الصلیبي البولندي مع الصلیبي الجورجي، وبینها من الاختلافات ما لا تحصی، فلماذا لا یقف المجاهد المغربي إلی جانب أخیه المشرقي؟

إن قضیة الدفاع عن الإسلام وأراضي المسلمین قضیة الأمة، ولیست قضیة الأفراد، أوالدول، أوالمنظمات.

إنها قضیة العقیدة والدین الذي یجعل المسلمین أمة واحدة (إِنَّ هَذِهِ أُمَّتُكُمْ أُمَّةً وَاحِدَةً وَأَنَا رَبُّكُمْ فَاعْبُدُونِ) ( الأنبیاء /92 ).

إن العدوّ الیوم یرمي المجاهدین جمیعاً عن قوس واحدة، وقد شكل حلفاً عالمیاً متّحداً ضد جمیع من یدافع عن دین الله تعالی.

فیجب علی المجاهدین في سبیل الله تعالی أیضا أن یكونوا یداً واحدة علی عدوهم، وأن یهبّ بعضهم لنصرة البعض عملاً بقول الله تعالی : (وَإِنِ اسْتَنصَرُوكُمْ فِي الدِّينِ فَعَلَيْكُمُ النَّصْرُ إِلاَّ عَلَى قَوْمٍ بَيْنَكُمْ وَبَيْنَهُم مِّيثَاقٌ) الأنفال / 72.

وقد ضحّت طالبان لقضیة وحدة الصف الجهادي تضحیة لم یضحّ بمثلها أحد في القرون الأخیرة، فهي ثابتة علی العهد، وناصحة للمجاهدین بالصبر والإستقامة ومواصلة الطریق بنفس طویل.

هذا هو جانب من تصور طالبان عن الجهاد والإعداد في العصر الحاضر، ونسأل الله تعالی أن یصدّقّه منهم العمل، وأن لا یبقي التصوّر تصوّراً فقط، وأن یوفقهم لإیجاد الصف المرصوص الذي یحبه الله من عباده المؤمنين. (إِنَّ اللَّهَ يُحِبُّ الَّذِينَ يُقَاتِلُونَ فِي سَبِيلِهِ صَفًّا كَأَنَّهُم بُنيَانٌ مَّرْصُوصٌ) الصف /4.



http://shahamat.info/arabi/index.php?option=com_content&view=article&id=640:2010-07-06-09-21-46&catid=4:articles&Itemid=7

2011年1月1日土曜日

アフガニスタン・イスラーム首長国報道担当官Qari Mohammad Yousaf Ahmadからアメリカ議会議員への公開書簡

アフガニスタン・イスラーム首長国報道担当官Qari Mohammad Yousaf Ahmadからアメリカ議会議員への公開書簡


アメリカ議会議員各位

この機会を利用していくつかの問題についての私の見解をお伝えできることを嬉しく思います。これらの問題はアメリカとアフガニスタンの平和を愛する人々だけではなく、その地域と世界中の全ての人々にとって、関心と憤りの的となっているものです。彼らは今や、現状は耐え難いものであり、改革のために思い切った手段が取られなければならないと公然と述べています。

アメリカの議員諸兄!

今年の6月7日、アフガニスタン戦争はその長さにおいてベトナム戦争を超え、アメリカ史上最も長期化した戦争となったことを貴方方はきっとご存知でしょう。しかしアメリカ政府は今までと同じ見解の上に立ってなおも戦争を続けようとしています。しかしながら我々は、始めから「この事件」に全く関与しておらず、外国で作戦を行わないことは我々の指針の一つでもあることを、明らかにしてきています。

あの九月の事件に関して調査が行われてきた中で、どちらの側にとっても納得できる中立的な組織は存在しないということもまた言及するべきでしょう。手短に言って、この戦争はアメリカがその武器庫にある最先端の非常に強力な武器を使用した時に始まったのです。これに立ち向かって、我々は我々の国と宗教の尊厳を防衛せざるを得なくなりました。戦争の初めから、アメリカ軍とその同盟軍、中東地域でアメリカにへつらう連中と代理人たちは、アフガン人が惨めな状態にあり、頼るべき相手もないことを知っていて、戦争の普遍的な慣例と規律をまったく無視したのです。それゆえに、アフガン人を殺し、逮捕し、虐待し、また侮辱することは、単に合法なだけではなく推奨される任務なのだという風潮が定着しました。テロとの戦争という名目のもと、アフガニスタンのいくつもの村々が貴方方の爆撃によって完全に破壊されました。それだけではありません。果樹園は燃やされて灰になり、アフガニスタンの北部と中心部においては大規模な殺人が一度ではなく何度も繰り返し行われました。現地の人々の家は破壊され、女性たちはレイプされ、緑の大地は飛散性爆弾によって枯らされました。人々は、単なる疑いのためだけに悪名高いJouzajanやGuantanamo、Bagram、そしてKandaharの収容所に何年にも渡って抑留されました。これら全てのことが、「テロとの戦争」という名目によって行われたのです!

過去9年間を通して、アフガン人はこの強いられた戦争の渦中での主な被害者でした。彼らは日常から喜びと安堵を奪われたままにされてきました。すでに日常茶飯事になっている大量殺人や収容所への収監、夜間の家々への襲撃や略奪の幻が、絶えず彼らを苦しめています。毎朝、アフガン人がベッドから起き上がる時、無差別的な爆撃や銃の流れ弾の被害者になるかもしれないことを考えれば、彼らには自分が果たしてその日の夕暮れを見ることができるのかどうかさえ分からないのです。時折、メディアはこれらの事件のうち顕著な出来事を伝えています。しかしこれらの恐ろしい出来事のぞっとするような現実の姿は、我々の民衆の胸のうちにだけあるのです。すべての災難に直面しながら、我々の民衆は、正しい道に堅固に立ち続けています。戦争が時間の経過と共に長期化するにつれ、結局のところアメリカの軍隊の死傷者数と経済的な損失はうなぎ上りになりつつあります。このことは当然ながら普通のアメリカ人の間にこの不正な戦争の無価値さについての激しい議論を巻き起こしました。民衆の不安と関心は国家における彼らの代表者たちの元へもその声を届けて、今やそれは貴方方にとってもっとも危機的な未決定の問題の一つとなっています。

国防長官ロバート・ゲイツは、演台に上がるといつでもアフガニスタンにおける軍事的進展について述べています。ペトレイオス将軍は、この戦争の主導権は我々の手にある、と言っています。しかし、過去二年間に渡って、アメリカの軍事責任者たちは軍隊の増派、新しい軍事基地の建設、市民軍の設置、カブールの傭兵部隊の支援などを含む様々に異なる戦略を実施しました。しかしながらこれらの全ての方策は、基本となる現実を考慮しないまま行われてきました。それが全ての失敗の原因なのです。我々の民衆のレジスタンス運動は、軍事将校たちの努力を全て容易く挫折させてきました。昨年、オバマの新しい戦略に基づき、我が国の南部において軍隊が配備されました。しかし反対に、我々は新しい前線を国の北部と東部に開き、その地域で我々の作戦行動を強化しました。貴方方は地方の支配権を確保するため作戦を開始し、我々はカンダハールとカブールなどを含む様々な都市において力を浸透させ、そこでも作戦行動を拡大しました。貴方方はレジスタンス運動を後退させることを意図していましたが、我々はジハードを国家規模のレジスタンス運動に拡大したのです。今や米国の軍隊は、アフガニスタンのどこにいても安堵の息をつくことはできません。最近貴方方はDagger's Strikeと称する作戦をヘルマンド州において実行しました。この作戦は命運をかけた実験的な戦略と見なされていました。しかしその作戦はただ死傷者を出しただけで失敗に終わりました。作戦行動が行われた地域ではどこでも、レジスタンス運動は比較的拡大しています。それらの地域ではアメリカの軍隊はもっとも甚大な死傷者を出したのです。国の東部においては、ムジャヒディーンによる作戦の成功によって、クリスタル将軍は田園地域を守る戦略を放棄して、もっとも人口の多い都市部に軍隊を集中させるという新しい戦略を発表せざるを得なくなりました。その後、貴方方は大規模なメディアによる宣伝と共にマルジャア作戦を決行しましたが、それはただ命取りとなる悲惨な戦闘に巻き込まれただけに終わりました。毎日、米軍の戦列には新たな死傷者が齎されています。同様に、今年に入ってアメリカの将軍たちはカンダハール作戦を行うことを望みましたが、いつでもそうであるようにムジャヒディーンがその手に主導権を取ることとなりました。彼らは襲撃と撤退を繰り返す攻撃を行い、戦略的成功によって徐々に前進しています。民間支援プログラムの一環としての市民軍の設置と、カブール政権の軍隊の支援は、それを行うに先んじて大規模に喧伝されたもっとも重要な計画でした。しかしこの計画もまた失敗しました。その軍隊と軍隊の制服を着た兵士たちは、彼ら自身の武器で貴方方を狙っています。しかしそれでもなお、米軍の軍事将校たちは、彼らの失敗について熟考する代わりに、このまま戦争を継続させようとしています。彼らは無責任にも貴方方に敗北した戦争に関して歪曲した情報を提供し、彼らの失敗を貴方方の目から隠そうとしているのです。

米軍の将軍と情報局の責任者たちは現在のアフガニスタンにおけるレジスタンス運動は近隣諸国による干渉の結果であると主張しています。しかし、彼らはそう述べることでこの長引いた戦争を正当化したいのです。彼らは時にレジスタンス運動を外国からの要因に帰し、現在のアフガン人による武装ジハードをタリバンだけが行っている戦争であるかのように見せようとしています。あるいは、レジスタンス運動をアフガニスタンの特定の部族や民族によって引き起こされた暴動であるかのように意図的に描いているのです。しかしながら、事実としては現在の武装ジハードはアメリカに対する国を挙げたレジスタンス運動に他ならないのです。どの部族や民族、社会階層、そして地域の出身者であれ、老若男女の全てがアメリカに対抗するために立ち上がっています。そのため、レジスタンス運動を掃討するという貴方方の意図を実現するためには、全国民を虐殺するしか選択肢は無いのです。

考えて頂きたい。世界のもっとも強大な国々を含む40カ国の連合軍に対して、少数の戦闘員だけで立ちはだかることができるものでしょうか。なおかつ米軍の将軍たちが主張するように、戦争の主導権が侵略者たちの手中にあるという状況下では?(外国からの)ごく僅かの密かな干渉によって、これらの軍隊と対決することができるでしょうか?ただ「タリバン」すなわち学徒たちだけの力で、これらの巨大な軍隊と対決することが出来るでしょうか?多民族国家であるアフガニスタンのある特定の人種だけの力で、そのような強大で非常に良く装備された軍事同盟に抵抗することができるでしょうか?もし外国からの干渉が社会的安定性の維持のための決定的な要因であるとすれば、カルザイは現在までにその目的を達することが出来ているはずではありませんか?

もし現在のレジスタンス運動がアフガン人によるものではない要素によって引き起こされていると主張するなら、米国政府とその同盟国は、全ての人が見られるように具体的な証拠を提示するべきです。貴方方は、アフガニスタンの占領と対抗するジハードの開始以来、疑いなく数十、数百、数千でもきかない何万人もの人々を抑留してきました。しかし米国の将軍たちは彼らの主張を証明するために、その何千人もの抑留者たちのなかから僅か百人程度の非アフガン人しか示さないのでしょうか?そのような状態で、この年月、非アフガン人のムジャヒディーンが貴方方に対して戦ってきたという彼らの主張を、我々が認めるでしょうか?さもなくばその主張は単なる推定に過ぎません。もし貴方方が我々の提案に基づいて行動することを嫌がるのであれば、このような別の試みはどうでしょうか。実情調査のためのチームをアフガニスタンに送り込むのです。しかしこのチームのメンバーは行動の自由を保障されなければならず、また米国の情報局の支配から距離を置くことを許可されなくてはいけません。そうすれば、彼らは自分の目で、将軍たちが彼らに軍事基地やホテルから出歩く許可を与えるかどうか、あるいは彼らを特別な抑留者として基地やホテルに閉じ込めておくかどうか見ることが出来るでしょう。そして、彼らが貴方に根本的な現実を知るために出歩くことを許したと仮定しましょう。その時貴方にはカブールの非常に限られた通の近隣を越えた他の地域まで移動していくことができるでしょうか?さらにもし思い切ってカブールの外へ出たとしたら、貴方は自分が無事に帰ってこられると信じていますか?貴方は、アフガニスタン全土において、軍事基地の近隣二kmを越えたところでは自由に公然と出歩くことのできる場所はほとんどないという事実を理解するでしょう。その一方で、ムジャヒディーンが米国側の兵士Bergh Dalを捕虜にした時には、彼らは徒歩で五百kmを旅して移動したのです。Bergh Dal自身がその長い旅の最中一人の政府軍の兵士も彼を止めることはなかったと述べています。しかしもしなおも貴方方が我々の提案に則ることを嫌がるのであれば、私の言葉に耳を傾けてください。それらは苦いものでしょうが、しかし現実なのです。責任ある人間として、この問題の重みを感じて下さい。貴方方は自分の国をこれ以上の破滅に追いやるべきではありません。

さらに、アフガニスタンが国際社会の脅威となるだろうという恐れは単なる根拠の無いプロパガンダに過ぎず、貴方方の考えの中から追い出されなくてはいけません。それはいわゆるテロとの戦争という非合法で不当な、非理性的戦争の継続を正当化させるために、支配者たちが捏造した嘘なのです。

貴方方はアフガニスタン戦争に敗北したという事実を知るべきです。アフガニスタン戦争は、ある特定の派閥や部族によってではなく、五千年もの古い歴史を持つ国家が一丸となって戦った戦争です。そしてその国家は、米国側の軍隊に対する戦争においてその勝利と殉教の両方を、現世のみならず来るべき世界においての成功のための切なる願いだと考えているのです。

近代的で進歩した戦争技術と最先端の技術を活かした武器は、ムジャヒディーンよって打ち負かされました。貴方方が数十億ドルをかけて維持してきた戦車や軍事機器、そして兵士たちは、簡単にそして安価にごく普通のアフガン人によって完敗を喫したのです。例えば、69歳になるSaleh Jan Akaは彼の18歳の息子を伴い、ヘルマンド州においてその目的のため彼に支払われたたった2500ドルの出費で、連合軍の32台の戦車と9台の警備車両を破壊しました。

Saleh Jan Akaは軍事学校で訓練を受けたことは一度もありません。またこのために農業の仕事を離れたり、村を出たりもしていません。その上、彼は見返りにいかなる報酬も求めませんでした。同時に彼がアメリカとその同盟国の戦車や車両を吹き飛ばすために使用した全ての物品は、Lashkar Gahから運ばれてきたのですが、売り手は彼がこれを何に使うか知らなかったなどということがあるでしょうか?

彼によれば、彼の家はこれまで四度に渡ってアメリカ軍とその同盟軍によって捜索されましたが、彼がそのような活動に関わったことを示す証拠は何も見つかっていません。一端IED爆弾を使って同盟軍の戦車を破壊した後で、その疑いを晴らし、さらに彼らの傷を悪化させるために、怪我をした兵士たちに冷たい水を与えたのだと彼は言っています。

次のことは考えてみる価値があるでしょう。アフガニスタンに駐留する、全ての進歩した軍事技術と近代的な装備を備えた米国の軍隊、そして数十億ドルをかけて行われたExpectation、Mountain、Dagger、Dragonなどの諸作戦、そして貴方方の仕掛けたメディア戦争によって、Saleh Jan Akaやその他の数千人もの人々のような民衆に、彼らの「任務」を行うことを止めさせたり、その活動の進行を遅らせるようなことが出来るのだろうかということです。それは全く不可能です。

つまり、はるばるアフガニスタンへやってきたアメリカの軍隊は、アフガンの民衆が彼らを喝采で向かえ、彼らがやりたいことをやっている間黙ってみているだろうと期待していたのでしょうか?あるいは、彼らが軍事基地や兵舎や飛行場などを忙しく建てている間、アフガン人はただ手をこまねいているとでも思っていたのでしょうか?または、アフガン民族が彼らの国家への外国軍の駐留や軍事的干渉を寛大にも許容するだろうという幻想を信じていたのでしょうか?アフガン人が立ち上がりその答えを示したとき始めて、貴方方は事実を知ることになるでしょう。

この機会にどうか考えてみて下さい。もし外国軍が貴方方の国を侵略しそこで軍事基地を建てようと試みたら、貴方方と国民はそれらの行為を許容するでしょうか?その侵略行為が公正で妥当な行為であり、国に駐留するその軍隊が治安維持のためにそこにいるのだと納得するでしょうか?

いずれにせよ、貴方方の普遍的なスローガン(民主主義)の信条に則って、議会の決定は最終的なものと見なされます。何故なら全ての作戦行動の財源を承認するのは議会だからです。そのため全ての関連する問題や事件は決定の材料として議会で言及されます。

最後に一つ指摘させて頂きたいと思います。アフガニスタンにやって来て貴方方が目指している目標とは何なのでしょうか?(戦争を通じて)一体これまでに何を成し遂げ、将来に何を成し遂げる可能性があるというのでしょうか?貴方方はアフガニスタン戦争だけを通してその地域における長期的な目的を達することができるのですか?

貴方方は国民の代表者であり、アフガン問題に関する決定を行う権限を与えられた存在です。それゆえに、私はアフガニスタンの現実についての真実を貴方方に対して描いて見せたのです。コインの裏側は、米国の将軍たちによって貴方方に何度も示されたもう一方の側とはまるで異なっているとお分かり頂けたでしょう。


Qari Mohmmad Yousaf Ahmadi



Open Letter of Qari Mohammad Yousaf Ahmadi, to Members of the American Congress
Sunday, 07 November 2010 09:15 -
Open Letter of Qari Mohammad Yousaf Ahmadi, Spokesman of the Islamic Emirate aof Afghanistan, to Members of the American Congress

To Members of the American Congress:

Availing myself of this opportunity, I am pleased to share with you my views about certain issues that have become a cause of concern and resentments for many peace-loving people, not only in America, Afghanistan but for all people at the region and the world. They now openly say that the status quo is unbearable and that drastic measures must be taken to change it.

Messrs American Congressmen!

You certainly know that on June 7, the current year, the war of Afghanistan, surpassed that of Vietnam in terms of longevity--thus becoming the longest war in the history of America. Ironically, this war began on the basis of an event which in itself is a mystery to many people. But your government is bent on continuing the war further more on the same basis. However, we have made it clear from the day one that we have no role in this event, nor participation in operations on foreign soil is part of our policy.

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It is also worth mentioning that , no neutral entity which is acceptable to all sides, has ever carried out investigation into the September Event. In short, the war started as you resorted to the usage of most sophisticated, lethal and latest weapons available at your arsenal. To confront this, our people had to put up resistance to your offensive out of sheer feeling of patriotism to defend the country and the religious sanctity. From the beginning of the war, your army, your coalition allies, the regional sycophants and proxies turned a blind eye to all universal norms and principles of the war, seeing that the Afghans were miserable and friendless. Hence, a new trend set in where murdering , capturing , harassing and insulting the Afghans became not only legal but a commendable work. Entire villages of Afghanistan were razed to ground as a result of your heavy bombardment, ostensibly under the name of mopping-up havens of so-called terrorists. Not only that. Orchards were burnt down to ashes; mass murders were committed in northern and central Afghanistan, not once but recurrently. Houses of local people were destroyed, women raped and green field scorched by using daisy-cutter bombs. People were put under detention in the notorious Jouzajan, Guantanamo, Bagram and Kandahar prisons for many years on mere suspicions. All these were done under the name of war on terror!



Throughout the past nine years, the Afghans have been festering in the vortex of an imposed war. They have remained deprived of the delight and solace of a normal life. The apparition of mass murder , imprisonment, night house raids and plundering which has become the order of the day, constantly haunts them. Every morning, as the Afghan wake up from the bed, they do not know whether he or she will see the next sunset, thinking that they might fall prey to your blind bombardment or straying bullets. Some times, media reports highlight these events. But the real and gruesome picture of these horrendous events remains stored in the chests of our people. In face of all these adversities, our people remained firm as they were in the right. Ultimately, casualties of your troops and your material losses began to spiral up as the war hauled along with the passage of time. This naturally sparked off hot discussions among common Americans about the worthiness of this unjustified war. The worry and concern of people presumably found way to the echelons of the representatives of the people in your country and now it has become one of the most critical issues pending before you.



As we monitor the developments, we see that, after every few days, a military official submits you distorted information about Afghanistan. They want to keep you snarled up in an environ of a misleading optimism and are trying to give vent to their own grudges. By doing so, they want to show themselves victorious, to obtain financial gains and add fuel to the fire of the war.



Your defense Secretary, Robert Gates, whenever he takes the floor at the podium, he speaks of military advancement in Afghanistan. General Petreous says, the initiative of the war is in our hands. But in fact, in the last two years, your military high-ups implemented different strategies including troop’s surge, construction of new military bases, forming militias, boosting the Kabul mercenary army etc. However, all these steps have been taken without considering the ground realities. It is why they all failed. The resistance of our people easily thwarted all efforts of your military brasses. Last year, on the basis of Obama’s new strategy, the south of our country saw rise in troop’s deployment, but, on the contrary, we opened new fronts in the north and east of the country and beefed up our operations there. You launched operations for the capture of rural areas, we infiltrated into different cities including the cities of Kandahar and Kabul, expanding our operations there. You intended to reverse the resistance but we extended the jihad to become a country-wide resistance. Now your troops are not able to take a breath of relief in any part of Afghanistan. Last, you launched military operations dubbed as Dagger’s Strike in Helmand province, considering it as your experimental initiative to test your fortune. But it only brought in casualties and failures. Resistance has increased comparatively in areas wherever you have carried out operations. Your troops have the highest life losses in these areas. In the east of the country, the successful operations of Mujahideen forced General Crystal to waive the rural areas protection strategy by announcing a new strategy of concentration of forces at most populated urban areas. Then you launched the Marja operations with great fanfare but only turned out to entangle you in a deadly and crippling battles. Every day, brings new fatality to your ranks and files. Similarly, in this current year, your generals wanted to launch Kandahar operations but Mujahideen took initiative in their hands as they always do so. They launched tip-and run attacks there instead and have been forging ahead with the tactic successfully. The formation of militias as a part of civilian support program and the boosting of the Kabul administration’s army was your most prominent plan, propagated with most fanfare, prior to launching it. But this plan also went awry. Soldiers in the army and in military uniform targeted you with their own weapons. Still, instead of pondering over their mistakes, your military officers are bent on continuing the war. They irresponsibly give you distorted information about a losing war, trying to conceal from you, their failures.



Your generals and intelligence high-ups claim that the current resistance in Afghanistan is the result of interference by neighboring countries. However, by doing so, they want to justify the prolongation of the war. Sometimes, they ascribe the resistance to foreign elements and are trying to show the current armed Jihad by the Afghans as being a war waged only by Taliban or they intentionally portray it as an insurgence being put up by a given tribe and ethnicity of Afghanistan-- whereas, in fact, the current armed Jihad is a country-wide resistance against you . Men and women, old and young from every tribe, ethnicity, caste and area have arisen to oppose you. Thus by your intending to wipe out the resistance, you have chosen the way of committing genocide of the whole nation.



Think, can a few militants stand up to armed forces of 40 countries including the strongest countries of the world—still more in circumstances that the initiatives of the war is in the hands of the invaders, as your generals claim? Can a clandestine and weak intervention (by foreigners) be able to confront these troops? Can only Taliban i.e. students, confront these large number of forces? Can a certain race in a multi-ethnicity nation of Afghanistan, be able to resist such a strong and well-equipped military coalition? If the intervention had been a decisive factor for the maintenance of stability, then the Karzai would have been able to achieve that goal by now?



If you claim that the current resistance is being put up by non-Afghan elements, then your government and the coalition should produce concrete evidence for all to see. Following your occupation of Afghanistan and the inception of armed Jihad against you, you have undoubtedly detained not only tens of people, or hundreds of them, or thousands of them, but tens of thousands of them, would your military generals produce only one hundred non-Afghans from among those thousands of detainees to prove their case? If they did so, we would accept your claim that non-Afghan Mujahideen had been fighting against you all these years? Otherwise, the claim is a mere assumption. If you are not willing to act on our suggestion, then how about another experiment? Send a team to Afghanistan on fact-finding mission. But members of the team should have freedom of movement, and should be allowed to remain far from the clutches of your intelligence agencies. Then they should see for themselves whether the military generals give them permission to go out of military barracks and hotels or they try to keep them in barracks and hotels as distinguished detainees? Presume, if they permit you to go out to find the ground realities, would you be able to travel to other areas beyond the vicinity of the few limited streets of Kabul? Even if you venture out of Kabul, do you believe, you will come back safe? The fact of the matter is that you will hardly find any area in all Afghanistan beyond proximity of two kilometers of the military bases where you can walk freely and openly. On the other hand, when Mujahideen captured your soldier Bergh dal, they traveled with him 500 km on foot. Berg dal himself says that no government soldier ever stopped him on the way during that long journey. But still if you are not willing to put to experiment our proposal, then you should listen to my words , however, they may be bitter but are the ground realities. By feeling the burden of the issue, as responsible persons, you should not plunge your nation into perdition furthermore.



Moreover, the fear that Afghanistan may turn out to be a threat to the world peace must be put out of your minds as it is a mere baseless propaganda and a lie fabricated by your rulers to justify and continue their illegal, unjustified and irrational war, the so-called war on terror.

You had better know the ground reality that the war of Afghanistan is a losing war, being fought by the indigenous people, not just by a given faction , a tribe but by an entire nation which has over 5,000 years old history; a nation that considers both victory and martyrdom in the war against your forces as a cherished wish of success not only in this world but in the world to come as well.



Your modern and advanced military warfare and arms with state-of the-art technology have failed against Mujahideen. Your tanks, the military hardware and your soldiers that you have been spending billion of dollars on them to keep, are simply and inexpensively wiped out by ordinary Afghans. For example, 69 year-old Saleh Jan Aka along with his 18 year-old son, destroyed 32 tanks of the coalitions and 9 ranger vehicles in Helmand, by spending just $ 2500 —the only amount paid to him for the purpose.



Sale Jan Aka who has never been trained in any military academy, neither he left his farming work nor his village to do this. Besides, he has never asked for any reward as quid pro que. Meantime,. All the items which he used to blow up the US and its allies tanks and vehicles has been bought from Lashkar Gah, while the seller not knowing what he bought them for?



According to him, his house has been searched four times so far by the US and its allies but nothing was found to prove that he was involved in such activities. He says, once after destroying the coalition forces tanks by using IEDs, he gave some cold water to the wounded soldiers to brush away their suspicions and to cause their injuries to get worse.



It is worth to consider whether your forces in Afghanistan with all the advanced hardware and modern military equipments that they have and your various operations such as Expectation, Mountain, Dagger, Dragon which cost you billion of dollars and the media war by you, will ever be able to prevent people like Saleh Jan Aka and many thousands others from carrying out their mission or even slow down the tempo of their mission? Not at all.



Is it that, that your force have come all the way to Afghanistan, expecting the Afghan people stand for them in ovation and keep watching while your forces will do what they wish to do? Or just the Afghans be sitting hand on hand while your forces will be busy building military bases, barracks, airbases and so forth? Or are you under the illusion that the Afghan nation would ever tolerate the presence of your forces and military interference in their country? You will only come around to know it when the Afghans rise to show their response.



Come and think, a moment for the sake of pondering. Suppose, a foreign force invades your country and tries to build military bases there, would you and your nation tolerate all these ? or would you be convinced that the invasion was a fair and just act and the forces in your country were there for security purposes?



Anyway, on the basis of the principle of your universal slogan( democracy) , the decision by parliament is considered final because it is the parliament that approves fund for each and every mission. So all relevant affairs and events are referred to the parliament for decision.



I would like to bring one last point to your notice, what was your goal to come to Afghanistan? what have you achieved so far ( through the war) and what will possibly you achieve in future? Will you be able to obtain your long-term goals in the region only through the war in Afghanistan?



You are representatives of people and are an authorized entity to take decision about the Afghan issue, therefore, I presented you with a true picture of the ground realities of Afghanistan-- say, another side of the coin, more different from the one which is submitted to you by your generals, time and again.



Qari Mohmmad Yousaf Ahmadi

Spokesman of the Islamic Emirate of Afghanistan

カルザイ大統領の『ワシントン・ポスト』紙とのインタビュー

ワシントン・ポスト紙による氏のインタビューからの抜粋


アフガニスタン戦争を振り返ってのアメリカの人々へのメッセージ:

貴方がたはこのアフガニスタンで一人の懐疑論者に語りかけています。国際社会がテロリズムと戦うためにここにいるのかどうか分からないのです。そしてもしこれがテロとの戦いであるとして、彼らは自分たちが過ちを犯したことに気づいているのでしょうか?国際社会はアフガニスタンを、この国が抱え、酷くなる一方だった困難から自由にするためにここへきたのか、あるいはもしや更なる困難をもたらすためにやってきたのでしょうか?私がアメリカの人々へ伝えたいことは、(第一に)、このアフガニスタンで我々はアメリカの人々が非常に苦労して生計を立てていることを知っているということです。貴方がたは骨を折って働いています。私はアメリカで人々が働いているのを見たことがあります。若い人々から年を取った人々まで、全ての時間を費やしてお金を稼いでいました。我々よりもずっと朝早くに彼らは起き出して、そして仕事へいき、一日中せっせと働き、一ドルを稼ぐためにも多くの汗を流しています。しかしその一ドルは、しかるべき方法でアフガンの人々の役に立つことなく、アフガニスタンで浪費されました。第二に、アメリカで一人の国民として、一つの国家としてアフガニスタンへ向けられている意図は、アフガニスタンではしかるべく受け取られていないということです。貴方が一人のアメリカ国民として考えていることは、しばしば全く否定的に受け取られています。例えば、傭兵会社(security firms)の問題です。もし、より資金があって、給料も良く、課せられる責任はより軽い同様の組織があったとしたら、どうやって国家に警察組織を育成することができるでしょうか。それでもなお我々に強力で効率的な警察組織、貴方がたやアフガンの民衆に安全を提供できる組織を持てと言うのでしょうか。

・・・

そして昨年の選挙が準備されました。我々の同盟国やアメリカ合衆国の民衆、そしてアメリカの政府関係者によって、我々の選挙結果を人為的に捻じ曲げようとする努力が行われました。貴方がたはある国家の選挙結果を操作しようとしながら、どうのようにしてなお民主主義の支持者であると主張できるのでしょうか。ましてその国の支援し、その国の再建を主張することができるでしょうか?

・・・

アメリカのメディアに映し出され、あるいは政府周辺によって宣伝されていることが全てではありません。我々には多くの欠点があります。それは確かなことです。しかし我々は貧しく、酷く教育を欠いた国家です。我々には付き合っていかねばならない何世紀ものバックグラウンドがあり、その他にも我々自身に由来する多くの困難を抱えています。しかし我々はこの惨めな状態から抜け出すために本当に努力しています。我々は本気でテロリズムと戦い、本気で隣国やその他の世界の諸国家と上手く共存していける国家になろうとしています。我々は本気でアメリカの永続的で、よい根拠に基づくパートナーでありたいと思っています。状況は変化し続けており、我々はこれらの説明に明快さを求めていません。我々が平等に扱われているのかどうか。しかし平等というものについては語らずにおきましょう。我々が敬意を持って扱われているのか、あるいは次のように見られているのか。「この第三世界の連中、こいつらを利用し、虐待し、混乱させてやろう」。そのような態度は、それが政府の中であれ、あるいはメディアやそのほかのどのような場所でも、私がアメリカに捨て去っていただきたいものです。

しかし同時に私はアフガンの民衆に成り代わって、我々の学校建設や医療施設、教育、今日の進展、道路などのため、アフガンに投入された税金について感謝を述べなくてはなりません。我々はそれらに関して大変にそして永久に貴方がたに感謝し、恩義を感じています。そして我々はそれがさらに拡大され、アメリカのその側面をさらに見ることができることを望んでいます。

アメリカの人々は良い意図を持っています。

アメリカ政府はよい意図を持っているのかどうかについて:

やがて明らかになるでしょう。

アフガニスタンにおけるアメリカ軍の作戦行動について:

私は、十年という歳月は軍事行動を続けるのに長すぎる期間だと考えます。軍事行動を減らすべき時がやってきています。アフガニスタンにおける軍靴の存在を削減するときが来ています。・・・アフガン人の日常生活への侵入を減らし・・・日常をもっと非軍事的なものにするのです。アフガン人は1950年代と60年代に貴方がたが建てた全ての道路やダムについて、多くの愛情と共に、好ましい思い出として記憶しています。またそれを同じように繰り返すことができるでしょう。

駐屯するアメリカ軍の規模について:

まず第一に、アメリカはアメリカ軍を久しく独力では維持できていません。第二に、アフガン人にとって10万の軍隊を抱えることも、より多くの外国の軍隊がずっと国中を動き回っていることも、望ましいことではありません。どのようにアフガンの能力を高めるのかという計画がなくてはいけません。どのようにNATO軍の存在を我々が自ら治安維持を行える規模まで縮小するのか。それによって我々は世界の安全保障に貢献できるようになります。そしてまたアフガニスタンでの大規模な軍の駐屯によってアメリカの納税者の肩にのしかかっている不必要な重荷を取り除くことができます。

我々はアメリカと長期的で堅固な協力関係を持ちたいと望んでいます。それはアフガン人の望むところでもあります。しかし我々はアフガンの村々や家庭、町などの田園部に軍隊の存在によってひどい負担をかけることは望んでいません。人々の生活はもっと普通なものと見なされるべきです。さらにアフガニスタンの平和と市民活動の観点から言って、アメリカ軍は彼らの基地の中にいるのが良いでしょうし、アメリカはアメリカ軍に国境近くでの必要な活動を行わせるほうがいいのです。しかし毎日の治安維持活動の大部分は、アフガン人とアフガン政府の役目です。もし我々がそれを行うことができないならば、我々は酷く困難な状況に置かれるに違いありません。我々は治安維持活動を我々自身の手で担い始めるべきなのです。

彼が考えるアメリカ軍の戦略の諸問題について:

夜間の民家への踏み込み捜査(raids)です。本当に恐ろしいことです。アフガンの民衆のNATOと政府に対する失望の深刻な要因となっています。夜間に民家に押し入り、アフガン人を逮捕する。これは外国軍のするべきことではありません。アフガン人が行うべきことです。そして我々が現在働きかけている状況の変化の重要な要素の一つが、アフガン人民家に踏み込み捜査を行い、外国軍がアフガン人を逮捕し、そして民間人の死傷者を出すというこれらの事態を終結させることです。それに加えて他の多くの問題があります。傭兵会社による暴力と法律の違反行為、平行機関(a parallel structures)の問題、諸州でRPTs(Provincial Reconstruction Teams)が運営しているアフガン政府の平行政府(a parallel government)の問題、説明義務を果たさず、我々が知らないところで使用された金銭の問題、そしてそれが引き起こす腐敗の問題です。

踏み込み捜査は、かつても今も常に問題になっています。それらは排除されなくてはいけません。アフガン民衆はそれらの踏み込み捜査を嫌っています。もし踏み込み捜査が必要であれば、それはアフガンの法律の許す範囲において、アフガン政府が行うべきことです。このことは未だ解決されていない意見の相違です。

・・・

彼らはテロとの戦争と呼ぶところのこの活動を行うことを好んでいますが、それはアフガニスタンにおいてはもはやテロとの戦争とは呼ばれていません。何故なら、私とそしてアフガン人の大多数の意見としては、アフガニスタンにおいてテロとの戦争を行うことはできないからです。なぜなら、テロはここにはないからです。それはどこか別の場所にあります。我々はただテロの引き起こした結末に、この地で直面しただけです。したがって、私はアフガン人民家への夜間の踏み込み捜査がより早く終結することを望んでいます。何人かのタリバーンを逮捕することがアメリカやNATOの軍事感覚でどれほど効果的であっても、またアメリカやNATOにおいてそれがどれほど喜ばしいことであったとしてもです。タリバーンAを逮捕することによる子供たちや女性の死者という観点からみて、貴方がたは踏み込み捜査のもたらす結果をどのように評価することができるのでしょうか。そしてタリバーンAとは何者なのでしょうか?彼は十人以上もの民間人が殺されなければならないほどの重要人物なのでしょうか?一体誰がそうだと決めたのでしょうか?

私もアフガン人も、いかなる方法によってもこれらの踏み込み捜査に反対します。我々は、私たちの家への踏み込み捜査を好みません。これは我々の間の問題であり、私はこれが一刻も早く終結することを望んでいます。我々はアメリカとの協力関係を友好的に見ています。我々はこの地域とアフガニスタンにおける貴方方の長期的な利益を考慮するでしょう。我々は貴方方とともにテロリズムと戦うでしょう。しかしテロリズムはアフガン人の家庭に侵入してはいません。そしてテロとの戦いとはアフガン人の日常生活の邪魔をすることではありません。

腐敗について:

欧米ではアフガン政府の腐敗について多くのことが語られています。考えて頂きたいのは、我々は今日ある腐敗した状況に一夜にして変化したわけではないということです。我々も以前は一つの国家でした。我々はその時さほど腐敗せずにいられたのか?我々はどうして突然腐敗し、誰も彼もが腐敗しているのか?ここには理由があるはずです。

・・・

ここにはソヴィエト軍がいました。そして彼らはその全ての資金をアフガン政府を通じて使いました。アフガン政府は腐敗しておらず、我々の大臣たちは住宅区域で暮らしていました。どうして今日、我々はこれほど奢侈に傾いてしまったのでしょうか?

・・・

そこには契約の透明性はありません。何故アメリカ政府はアフガン政府の役人の息子や親戚に契約を与えるのでしょうか?我々はこれらの契約を行っていません。私はこれらの契約についてまったく決定権を持っていません。政治的エリートとその親戚はどのようにアメリカ政府からこれらの契約を得ているのでしょうか?私たちはこのことについて長年抗議を行ってきました。どのようにこの国の政治的エリートと指導者たちは傭兵会社(private security firms)との契約にサインするように促されているのでしょうか?私たちはそれらの金銭についてなんの支配力も持っておらず、そして過去二年間、それに抵抗するためにこの問題に尽力してきました。私にいくらかの影響力を持つ人間はことごとく傭兵会社と契約しそれを利用するように促してきました。したがって、誰かがこれを行っているに違いありません。

我々はアフガン政府内部に腐敗の問題を抱えています。明確に、日常的な些細な腐敗も社会に酷く悪い影響を与えています。それはアフガンの法律の違反行為です。

アメリカ政府がパキスタンの反乱者の聖域(insurgent sanctuaries)の問題に取り組むためにさらになすべきことについて:

これこそテロとの戦争での主要な問題です。初期には、このことに関してアフガン民衆による全力の支援があり、アメリカが効果的にこの聖域で働くことが出来ただろう時期がありました。しかしそうはなりませんでした。現在、彼らはこの問題に無人機による攻撃と対話によって対応し、パキスタンとの交渉を続けています。聖域は、アフガニスタンにとって、そして今やパキスタンにとっても、非常に重大な問題です。私はアフガニスタンとアメリカ、そしてパキスタンとが協力し一丸となってこの問題の処理に当たることを望んでいます。はじめの年、私はパキスタンと聖域の問題に関する彼らの行動の欠如に非常に批判的でした。現在では・・・私はパキスタンが多くの点で我々以上に苦しんでいることを知っています。特にこの聖域での暴力行為と交戦状態がもたらした結果が彼らを悩ませています。

一方、私は彼らに同情し、この問題を処理するために彼らとより緊密になり、共に行動したいと望んでいます。その一方で、私は彼らに聖域の問題についてもっと行動すること、アメリカがこの問題にもっと強い関心を向けることを求めたいと思います。アフガニスタンの平穏は、この聖域の問題を処理しない限り、そしてアフガニスタンとパキスタンとが現在我々と共にあるアメリカと共に、友人として、隣人として、そして兄弟として、もっとも友好な関係を築かない限りは訪れないでしょう。

パキスタンにおけるアメリカの無人機による攻撃の有効性について:

私は軍事問題を評価するのに適切な人間ではありません。私は銃所持に賛成するタイプの人間ではありませんし、銃や飛行機が嫌いです。したがって、私は人々を撃ち殺し、爆撃する飛行機について決して好意的に語ることはできません。貴方たちはもっと軍事的な人物に訊ねたほうがいいでしょう。私は非軍事的な人間です。

アフガニスタンとアメリカの関係について:

関係は安定しています。とても改善したと言えます。2007と08、09年とが、もっとも緊張の高まった時期でした。現在では、マクリスタル将軍、ペトレイアス将軍とともにかなり改善しました。少なくとも我々の間には健全な議論が持たれています。現在では、私は貴方がたに率直に私やアフガン民衆の思いを語ることできます。そして私は日常的にペトレイアス将軍やオバマ大統領を相手に同じことをしています。したがって、我々はより相互的な協力関係にあり、感情的な要素は排除されました。我々は、以前そうしていたほどお互いを声をあげて非難しあうことはありません。我々はより静かになり、我々の仕事は充実したものとなっています。協力関係はより現実的なものとなり、より成果を重視するものとなっています。我々は問題について議論し、我々が理解するところの権利についてお互いを納得させています。

・・・

これは非難ではありません。これは、テロとの戦争という非常に重要な問題について、困難で非常にデリケートな関係として働いています。そして超大国とある貧しい国との現在の状況であり協力関係なのです。

早急に削減されるべきアメリカ軍の人数について:

彼らはそうすべきであり、またそれは可能なはずです。この削減という問題です。彼らが削減するのが好ましいと思うほど、彼らは削減を行うでしょうし、それはより我々が自らの軍を育成する手助けとなります。それはより安くつき、しかも堅実な方法です。

アフガニスタンに駐留すべきアメリカ軍の規模について:

それを判断するのは私ではなく、専門の人間が決めるべきことです。政治的に考慮すべきこととして、私は広い意味で語ることにします。1)アフガンの民衆は可能な限り早く彼らの国の守ることができるようになるべきです。2)それが行われている間、外国の軍隊はアフガニスタンで現在アフガン人の日常生活を邪魔しているようなあり方で存在する状況も減らされるべきです。

タリバーンとの交渉について:

この点については、お互いの側の平和を求める意思を確認しあう状況にあります。彼らは我々がここで感じているのをおなじ思いを抱いています。あまりにも多くの人々が理由もなく苦しんできたということです。彼ら自身の家族も苦しんでいます。彼らにも家族がいるのです。タリバーンは工場で製造され、育てられた人間ではありません。(自爆攻撃を行う人間はそうかもしれませんが、タリバーンは違います。)彼らは民衆であり、彼らには妻や子供や母親、父親、いとこたちなどの家族がいます。そして彼らもまた苦しんでいます。彼らもまったく同じ要因によって苦しんでいるのです。自爆攻撃によって爆弾が爆発したときには、タリバーンの家族もその側にいて、怪我をしたかもしれません。したがって彼らは我々と同様に苦しんでいるのです。そして、この苦しみは国民の苦しみであり、彼らは我々と共にこれに取り組むことを望んでいます。

・・・

彼らはまだそれほど遠くにはいません。彼らはまだ平和を求めるアイデアを具体的に表現するところには至っていません。

彼が自身をアメリカの良きパートナーと考えているのかについて:

それはアメリカで貴方方がパートナーをどう定義するかによります。もしパートナーという言葉がワシントンの政府によって行われることをただ静観している人間を指すとしたら、そのような人間を貴方方が求めているのだとしたら、私はそのようなパートナーではありません。そしてアフガンの民衆も同じです。もしパートナーが、我々が貴方方の利益に関心を払い、貴方方が我々の利益に関心を払うこと。アフガンの民衆が安全と治安と尊厳を得て、もっと豊かになること。アフガニスタンがアメリカのための仕事を果たし、貴方方の生活がより安全なものとなり、貴方方の高潔さと幸福とが保証され、そして豊かさが加わるようなものであれば、我々はそのようなパートナーです。しかし、もし貴方方がパートナーという言葉によって、ある村が爆撃された時にも沈黙を守るような人間を意味しているとすれば、それは良きパートナーと言えるのでしょうか?いいえ。私は決してそのようなパートナーにはなりません。私はアフガニスタンの国益と、アフガン人の利益のために語るでしょう。しかし私はアフガンの利益を、アメリカの利益とアメリカとの協力関係と結びつけて追い求めるでしょう。別の言葉で言えば、もし貴方方が操り人形を求めていて、傀儡政権をパートナーと呼んでいるとすれば、ノーです。もし貴方方が文字通りのパートナーを探しているなら、答えはイエスです。
Excerpts from Afghan President Hamid Karzai's interview with The
Washington Post
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Source: The Washington Post By:

On his message to the American people as they review the war in Afghanistan:

You are really speaking to a skeptic mind-set here in Afghanistan,
that doesn't know whether the international community is here to fight
terrorism. And if it is fighting terrorism, do they know that they're
making mistakes? Whether the international community is here to free
Afghanistan from the troubles that it had and strengthen it, or if
it's added to those problems? The message that I have for the American
people is, [first], that we know in Afghanistan that America earns
money the hard way. That you work hard. I've seen people working in
America, that all that you spend there are hard earned, from your
younger people to the older people. They wake up early in the morning,
they wake up much earlier than us, and go to work, and toil the whole
day, shed a lot of sweat before they can earn a dollar. But that
dollar spent in Afghanistan doesn't reach the Afghan people the way it
should. Second, the intentions that you have in America towards
Afghanistan as a people, as a country, is not reflected here in
Afghanistan the way it should. It sometimes is reflected in
contradiction to what you are thinking as an American people. The
security firms, for example, how can you have a country grow a police
force if you have created a parallel structure of at least 40,000 men
with more money, with more salaries, with less accountability to them,
and yet expect us to have a strong and effective police force and one
that can provide you and the Afghan people with security.

. . .

Then our elections last year were rigged. An effort was made by our
allies, by people in the United States of America, by people in your
government, to rig our elections. How can you rig a country's election
and yet claim to be supporting democracy, and yet claim to be
supporting that country, and yet claim to be building that state?

. . .

It isn't all as it is reflected in your media in America, or
propagated by government circles. Our faults, we have our faults, we
have too many faults, we are a poor country, we are a highly
under-educated country, we have centuries of backwardness to cope
with, we have lots of other difficulties of our own, but we are
genuinely trying to emerge out of that misery, we are genuinely trying
to fight terrorism, we are genuinely trying to be a country that likes
to live well with its neighbors and with the rest of the world. We
genuinely want to be partners with America for good and for good
causes. The way things are moving, we don't seek clarity on these
accounts, whether we are treated as equal, let's not talk of equal,
whether we're treated respectfully or whether we're seen as 'hell,
these third world guys, lets use them and abuse them and confuse
them.' That attitude I'd like to end in America, whether it's in the
government or whether it's in the media or wherever.

On top of that, I must also express gratitude on behalf of the Afghan
people for the taxpayers' money that has come to Afghanistan, for the
schools that you have built for us, for the health clinics you have
built for us, for the education that you have given to us, for the
advancement that we have today, for the roads that you have built for
us, we are extremely and highly and permanently grateful and indebted
to you for that. And we'd like that to expand, that side of America
we'd like to see more.

The American people are well intentioned.

On whether the U.S. government is well intentioned:

That has to be proven

On American military operations in Afghanistan:

I think 10 years is a long time to continue to have military
operations. The time has come to reduce military operations. The time
has come to reduce the presence of, you know, boots in Afghanistan . .
. to reduce the intrusiveness into the daily Afghan life. . . . Make
it more civilian. The Afghans remember with very fond memories, with a
lot of love and affection, all the roads and dams that you built in
1950s and '60s. That can be replicated, that can be repeated.

On the size of the American military presence:

You cannot sustain that, first of all, on your own for long. Second,
it's not desirable for the Afghan people either to have 100,000 or
more foreign troops going around the country endlessly, there has to
be a plan inside whereby the Afghan capacity increases, whereby the
NATO presence decreases to the extent that we can provide our own
security, that we can also contribute to the security of the world,
and where you can also have the unnecessary burden on your taxpayer
removed for paying for such an extensive presence in Afghanistan.

. . .

We'd like to have a long-term relationship with America, a substantial
relationship with America, that's what the Afghan people want. But
we'd like the Afghan countryside, villages, homes, towns, not to be so
overwhelmed with the military presence. Life has to be seen [as] more
normal. More in terms of peace and civilian activity in Afghanistan,
you can have the U.S. presence in the bases where they are, you can
have necessary activities along the border conducted, but the majority
of security operations, the majority of day-to-day activities where
security is concerned . . . is the job of the Afghan people, the
Afghan government. If we cannot provide that, we must be in serious
trouble. We have to begin to do that ourselves.

On what he sees as problems with the U.S. military strategy:

The raiding homes at night. Terrible. Terrible. A serious cause of the
Afghan people's disenchantment with NATO and with the Afghan
government. Bursting into homes at night, arresting Afghans, this
isn't the business of any foreign troops. Afghans have to do that, and
one of the important elements of transition that we're working on is
to end [these] raids of Afghan homes and arrest of Afghans by foreign
forces in Afghanistan and civilian casualties. Plus so many other
things, the violence and the violation of our laws that these private
security firms cause, the parallel structures, the PRTs [Provincial
Reconstruction Teams] running a parallel government to the Afghan
government in provinces, the money that they spend without
accountability and without us knowing, the corruption that that
causes.

The raids are a problem always. They were a problem then, they are a
problem now. They have to go away. The Afghan people don't like these
raids. If there is any raid, it has to be done by the Afghan
government within the Afghan laws. This is a continuing disagreement
between us.

. . .

They like to conduct this thing that they call the war on terror,
which we don't call that anymore in Afghanistan. Because in my opinion
and in the opinion of the absolute majority of the Afghan people, the
war on terror cannot be conducted in Afghanistan because that isn't
here. It is somewhere else. We are only reaping the consequences of it
here, we are only facing the consequences of it here, so I would like
to have an end sooner rather than later to these nighttime raids in
Afghan homes, no matter how effective they are in the sense of the
military in the United States or in NATO, no matter how happy they may
be about it in America or in NATO, for capturing this or that Talib.
How can you measure the consequences of it in terms of the loss of
life of children and women because you have captured Talib A. And who
is this Talib A? Is he so important to have 10 more people killed,
civilians? Who determines that?

. . .

I don't like it in any manner, and the Afghan people don't like these
raids in any manner. We don't like raids on our homes. This is a
problem between us, and I hope this ends as soon as possible. We like
partnership with America. We like long-term strategic partnership with
America. We'll accommodate your long-term interests in this region,
and in Afghanistan. We will fight with you against terrorism. But
terrorism is not invading Afghan homes, and fighting terrorism is not
being intrusive in the daily Afghan life.

On corruption:

There is so much talk in the West about corruption in the Afghan
government. Look, we have not metamorphosed overnight into this
corrupt state as we are today. We were a country before, too. How come
we were not so corrupt then? How come we are suddenly corrupt and
everybody's corrupt? There must be a reason.

. . .

The Soviets were here, and they were spending all their money through
the Afghan government. The Afghan government was not corrupt, our
ministers were living in these housing blocks. How come we are now so
luxury-oriented today?

. . .

The transparency of contracts is not there. Why is the U.S. government
giving contracts to the sons and relatives of officials of Afghan
government? We don't do those contracts. I don't have an authority
over a penny of those contracts. How come the political higher-ups and
their relatives are getting those contracts from the U.S.? And we've
been protesting against this for years. How come all the political
higher-ups and the leaders of this country are encouraged to sign for
private security firms? We have no control over that money, and I have
resisted it with massive energy spent on the issue for the past two
years, every person who has some influence over me has been encouraged
to go and apply for a private security firm, so somebody must be doing
this.

We have problems of corruption in the Afghan government, definitely,
the daily petty corruption affects our society very badly, the
violation of Afghan laws.

On what more should be done by the United States to address insurgent
sanctuaries in Pakistan:

This is the main problem in the war on terror. There was a time early
on that the United States could work effectively on the sanctuaries,
where there was full backing by the Afghan people, in this regard. It
didn't happen. And now they're addressing this problem by the drone
attacks, and also by talking and continuing to engage with Pakistan.
Sanctuaries [are] a problem. A serious problem. For Afghanistan, now
also for Pakistan. I just hope that Afghanistan, the United States and
Pakistan together will do all that we can together to address the
problem. For the initial years, I was highly critical of Pakistan and
their lack of action on the sanctuaries. Now . . . I see Pakistan
suffering more than we are in lots of ways, especially in the
consequences of the violence that these sanctuaries and the militancy
there.

On the one hand, I sympathize with them and want to be closer to them
and work together to address it. On the other hand, I'd like to ask
them to do more on the sanctuaries and for the United States to pay
closer attention to this problem. Peace in Afghanistan will not come
unless we address the question of sanctuaries and unless Afghanistan
and Pakistan are on the best of terms as friends and neighbors and
brothers, with America, present with us and among us.

On whether U.S. drone strikes are effective in Pakistan:

My nature is not one that appreciates military. I'm not a pro-gun
person, I don't like guns or airplanes, so I can never talk in
favorable terms about planes that are shooting people or bombing
people, so you'll have to ask a more hard-core fellow, I'm a soft-core
fellow.

On whether U.S. relations with Afghanistan are getting better or worse:

It's soothing. it's a lot better. Last year and the year before that,
2007 and 8 an 9, were the highest of tension times. It's a lot better
today, with Gen. McChrystal it improved considerably, with Gen.
Petraeus it improved considerably. There is a healthy debate between
us at least. Now I can talk to you openly about my feelings, about my
sensitivities, about the sensitivities of the Afghan people, and I do
the same thing daily with Gen. Petraeus and with President Obama. So
we are in a more mature relationship, sentimental, emotional elements
have gone away, we don't shout at each other as often as we did
before. We are quieter, we are substantive in our engagement, and the
relationship is more real, more result-oriented. We discuss issues and
we convince one another of the right thing as we perceive it.

. . .

This is not criticism, this is working a difficult, extremely delicate
relationship, on an extremely important issue, of the war on terror
and the recent situation and the relationship between a superpower and
a poor country.

On whether the number of U.S. troops should be reduced quickly:

They should and could. Exactly. Decline. And the more they like to
decline, the more they want to decline, the more they should help
build our forces. That will be cheaper and more sustainable.

On how many U.S. troops should be in Afghanistan:

That's not for me to judge, that's for the technical people to judge.
As a political consideration, I'll put it in broad terms: 1) The
Afghan people should be able to defend their country in all aspects of
it as soon as possible; 2) While that is being done, the intrusiveness
of the foreign forces in Afghanistan must be reduced so they're not
present in the daily lives of the Afghan people the way they are
today.

On negotiations with the Taliban:

At this point, it's the exchange of desires for peace on both sides.
They feel the same way as we do here. That too many people are
suffering for no reason. Their own families are suffering. They're
also families. The Taliban is not a man manufactured in a factory and
then brought to - the suicide bombers may be but not the Taliban -
they are people, they have families, they have wives, they have
children, they have mothers, they have fathers, they have cousins. And
they suffer too. They suffer exactly from the hands of the same
elements. When there is a bomb blown up by a suicide bomber, maybe a
Taliban family member is standing by and gets hurt. So they do suffer
as we do, and it's this suffering, a national suffering, they'd like
to address with us.

. . .

They're not that far yet. They have not formalized their ideas for
peace concretely yet.

On whether he considers himself a good partner with the United States:

It depends on how you define a partner in America. If a partner means
a silent spectator of events conducted by Washington, if that kind of
a partner you seek, well, I'm not that partner. Nor will be the Afghan
people. If a partner means where we look after your interests, you
look after our interests, where the Afghan people have safety and
security and dignity, where the United States has safety and security
and dignity, and much richer. Where Afghanistan is asked to fulfill
that job for America, where your lives are safer, your lives are more
secure, and your integrity and your well-being is ensured and your
riches are added to, we will be that partner. But if you mean by a
partner someone that will keep quiet when a village is bombed, then
that's a good partner? No, I will not be that partner. I will speak
for Afghanistan, and I will speak for the Afghan interest, but I will
seek that Afghan interest in connection with and together with an
American interest and in partnership with America. In other words, if
you're looking for a stooge and calling a stooge a partner, no. If
you're looking for a partner, yes.